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旭丘ボート部 現役生による日記
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10.02.10:02

国スポSAGA2024

こんばんは。初めまして、78期の中元悠貴です。9月14~18日に佐賀県・富士しゃくなげ湖にて行われた国民スポーツ大会SAGA2024結果を報告させていただきます。

男子クォド(佐藤・藤井・細井・木舩・中元)➝準決勝4着(ベスト16)

【参考】愛知の記録
成年男子シングルスカル➝優勝
     ダブルスカル➝5位
    舵手付きフォア➝5位
成年女子シングルスカル➝準決勝5着
     ダブルスカル➝7位
 舵手付きクォドルプル➝優勝 

まずは、大会関係者の方々、愛知県選手団の皆さん、顧問(帰路では本当にお世話になりました)、コーチ、先輩、同期、後輩、そして家族、すべての方々に深く感謝申し上げます。本当に多くの方に支えられた遠征でした。

 さて、ここからは僕が勝手に思いつきで書いていくつもりなので支離滅裂な文章になると思います。
 179日。月に直してほぼ6か月というとてつもなく長い時間このクルーで乗ってきました。漕手の4人がどう思っているか定かではありませんが、僕にとっては楽しくも苦しい日々でした。練習してもうまくいかないのは日常茶飯事で、特に県総体までは朝体幹にジェーン、出艇前にエルゴ、乗艇中も声を張り上げ、クルミにクルミを重ね、ボロボロの体でウエイトをし、最後5人で2つのラックをしまう。その繰り返しでした。猿投農林に勝とうと必死でもがきました。その県総体も結局0.3秒差で負け、インターハイへの道も途絶えました。正直なところ他のクルーに嫉妬だってしたし、何に対しても無気力になりそうなくらい絶望しました。鶴舞線でサングラスをかけて号泣しました。終わりにしたい、引退したいとすら思いました。

 しかし、僕たちはあきらめませんでした。先輩達を天竜に連れていきたい。もっと先輩達と乗りたい。先輩達と乗っている時間は苦しくも楽しかったから。漕ぎを変えてみたり幾度も試行錯誤し、クルーでお互い本音で向き合い、ボートと対話を止めませんでした。県総体での敗北が僕たちの精神力を強くしたというのは間違いないと思います。ありきたりかもしれませんが、「継続は力なり」ですね。男子クォド8年ぶりの国体出場を決められてGABAI(めっちゃ)嬉しかったです。
 
 そして舞台は国体に変わります。ほとんどの県は選抜を組んできていました。レースで感じたのは、やはり選抜クルーは「再現性」がかなり高いように感じました。特にスタートに至っては僕らとは桁違いな進み方をしていて国体決勝への道の険しさを感じたところが本音です。また、インターハイの報告にもありましたが、体調管理が本当に大事だと思います。今回僕自身が寝込んでしまったことでかなりクルーに迷惑をかけてしまいました。日々の練習から改めて見直していくつもりです。
 
 ちょっと思い出に浸りすぎました。とうとう77期がこれで全員引退し、新たな一歩を踏み出し始めています。77期が遺してくれたものは挙げたらきりがありませんが、僕たちにはそれを無駄にせず、79期に繋いでいく責務があると思います。なんでも聞いてください!先日の後夜祭でファイヤートーチ部の78期は引退したそうです。もう僕たち78期にも引退の影が迫っています。「結果」も重要ですが、それ以上にボートから何を学んで成長できるかという「過程」を日々意識して噛みしめたいものです。来週の新人戦、来年の県総体、悔いのないように頑張ります!新人戦まであと3日!
 長ったらしい文章でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!

最後の最後に
男子クォドの先輩たちいままでありがとう!
大好きだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
あなた達ならどこまでも行ける!
切り替え3本!さあ行こう!

     
湖国の感動
未来へつなぐ
わたSHIGA輝く 
目指せ!国スポ2025

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08.04.15:22

夏合宿を終えて

こんにちは、初めまして。78期の国生瑛です。初ブログで緊張するかと思いきや、好き放題書いてしまいました。何卒お付き合いください。

7/20〜7/23に天竜ボート場へ夏合宿に行ってきました。35度を超える猛暑日が続き、ヘトヘトになりながら練習しました。一年生に教えながら自分もレベルアップするという目標を持って臨んだ合宿でしたが、振り返るととても充実した4日間でした。私は一年生二人とそれぞれ2日ずつダブルに乗りましたが、二人がとても上手く、そして上達が早く、一年生ってこんなにレベル高いっけと驚きました。また貪欲に学ぼうとする姿勢を見て、見習おうと思う場面が沢山ありました。どんどん成長する79期に負けないよう、私ももっと頑張りたいと思います。

さて、今回は日程の関係から、インハイクルーや国体クルーも合宿に行きました。インハイや国体に出場する同期や先輩を見ていると、練習への取り組み方に、学ぶことが沢山あると感じます。誰よりも早く出艇したり、短い時間の中で工夫して練習時間を確保したり、毎練習後の振り返りをキッチリ行ったり、補強を欠かさなかったり。強い人はそういったことを淡々と続けられる人なのかなと思います。また、お互いを励まし合い、厳しい練習をこなす姿を見て、仲間を鼓舞し、前向きな気持ちを保つことができるというのは、素晴らしいことだと感じます。簡単なようでとても難しいことです。私は気分の波が激しく、頑張りたい時もあれば、何もやりたくない時もあります。しかしモチベーションが上がらないときに、自分で「これは頑張ろう」と決めたことを一つでも淡々と続けることができる、そして仲間を、自分自身を、鼓舞することができる、そんな人になりたいです。

もうすぐ、全国大会へ進んだ77期の先輩方が引退します。77期の先輩方には、沢山のことを教えていただきました。仲間を大切にする姿や、目標に向かって一生懸命努力する姿に憧れてきました。最後の大会、全力で応援します。頑張ってください。

合宿ブログなのに、長くなりすぎました。一年強をボート部で過ごし、折り返し点を過ぎたこの頃、ふと「自分はボート部で今まで何をしてきて、これから何をしていきたいんだっけ」ということを立ち止まって考えたくなり、この場をお借りして、個人的な思いををぶちまけて整理させていただきました。しかしながら、うーむ、分かったようで、まだはっきりとは分かりません。しかしボートやボート部が好きなのは確かです。これからもアレコレ悩みながら、成長していきたいと思います。

最後に
「最高の挑戦をしていきましょう!」
コーチの言葉です。
いつも試合前や計測前にはド緊張する私には、この言葉がとても響きました。挑戦、挑戦、やってやります。弱気にならないぞ!私は来シーズン、シングルで全国選抜出場という高い高い目標を掲げて挑戦していきます。

長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!今後とも旭丘ボート部をよろしくお願いします。

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05.24.21:32

県総体まであと、、、♯23

77期ボート部部長細井大蔵です。

とうとうこの日がやってきました。 ここまで頑張ってきた僕たちなら大丈夫。 みんなで築き上げてきたこのチームで戦えるならもう怖いものはありません。僕たちが1番好きなのは、頑張っている自分。だからここまで努力を重ねて来れました。だけど、努力のそばには仲間の努力がありました。頑張る自分と仲間が明日また僕たちを喜ばせてくれるはずです。 明日明後日、全力で楽しみましょう!
勝つぞーーー! 1、2、3、シャーー!!

------------------------------------------------------------------------------

77期のみなさん、本当にいつもありがとう。僕はみんなのおかげで頑張ってこれました。 たくさん助けてくれてありがとう。

77期ボート部のすごいところは一人一人が独立しているところだと思います。独立しているから、個性や才能が上手く出し合える時、すごいパワーで無双状態ですよね笑。いつも一人一人が自分の個性を出すので、その個性がぶつかって起きる論争やボケ合いは、とても面白い。男子の一部は自知識量が多いので、どっちも引かないのが面白いです。本人たちも顔を赤くしながら本気で言ってるのがめちゃめちゃ面白い。女子も個性豊かな人たちが揃っていて、いつも会話がめちゃくちゃで面白いです。毎日、みんなにたくさん笑ってもらい、みんなでたくさん笑わさせてもらっています。ありがとうございます。

今日までみんなにたくさん嬉しいことを言ってもらってきました。キャプテン決めの時、2年冬トレ後の艇庫練、日常的な会話、LINE、あらゆるところでみんなは言ってくれました。本当に自信が持てました。ありがとう。

みんながいつもしている仲間との接し方はとても、上品で、繊細でかつ大胆で、とても素晴らしいものだと思います。一言では言い表せません。キャプテンとしての役割がやれてないはずなのに、なんか上手くいってるのは、いつも誰かが助けてくれているからだというのをよく思います。いつも気を遣ってくれてありがとう。

みんなの一生懸命なところにいつも憧れています。物事の理解、ミスのリカバリー、めげない精神力、興味の広さ、思いやり、どんなことも思いっきり楽しむところ、あらゆるところで、みんなの凄さに圧倒されました。僕もみんなのようにと僕なりの全力で頑張れています。ありがとう。

県総体が終わったら、代替わりです。 僕をキャプテンとして接してくれてありがとう。僕なりの全力がよく違う方向に行くのを方向修正をしてくれてありがとう。 僕の大きな蔵はみんなとの思い出いっぱいです。 昨日までのテスト勉強では、あんまり頭に入りませんでした。全部実力テストでした笑笑。

まだ県総体が終わったあと、引退したあとの自分が想像できておらず、どうなるのかわかっていません。想像しようとしても思い浮かばないのです。自分がまだボート部にいれるとでも思っているのでしょう。

僕の今の目標は明日明後日全力で漕ぐことです。 みんなで本気の頑張る自分を見せ合って頑張っていきましょう!! ボート部への感謝をパワーに変えて頑張ります!!

県総体まであと

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05.20.16:25

県総体まであと、、、♯19

県総体まであと、、、#19

こんにちは鈴木郁美です。人生で初めてブログを書いてみます。

思い返せば入部してから2年と数ヶ月、ここまでものすごく長かったような、でもやっぱり一瞬だったような不思議な気持ちです。努力家で愉快な同期達と一緒に笑ったり泣いたり決意表明したり変顔したりしてたらもう最後の県総体まできててびっくりしました。

私はボート競技自体を心から楽しいと思えるようになったのは2年生の冬トレぐらいからです。それまでは練習してもなんだかうまくいかないし、レースは楽しかったことも多いけど普段の練習は楽しいとまでは思えていませんでした。でも艇を進ませたり水を掴む感覚とかちょっとずつ分かるともっと練習したくなってきて乗艇練が好きになりました。エルゴも以前よりは出力も上がってきていてシートレースもワンチャンうまくいくかもと期待していました。
結果は1000mエルゴが回らずシートレースですらなくオープンレースになってしまうことに。本当にショックでした。私はそこで心が折れてしまってみんながリギングをしてるなか女子更で1人大泣きしてしまいました。あのときは丹下さんにもすごい気を遣わせてしまいすみませんでした(汗)薄々思っていた、自分はボート部にいる意味ないんじゃないかってことを目の前に突きつけられた感じがしてシートレースが終わったら絶対辞めようと謎の決意をし始めていました。

でもやっぱり最後までやり切ろうと思い直したのには、周りのみんながものすごく頑張っていて私もまだ頑張れる、頑張りたいと思えたからなんです。ボートに真剣に取り組んで試合では自分の力を出し切るみんなの姿をもっと見てたいしなにより自分ももっとボート上手くなりたい!もっと成長したい!こう考えるようになってから吹っ切れて心に余裕ができた気がします。みんなが頑張る姿にたくさん元気をもらってきました。私が頑張る姿も誰かに元気与えられてたら嬉しいな。

競り合っている激アツなレースも、組み合わせに絶望したレースも、楽しすぎた合宿も、毎日筋肉痛になった冬トレも、練習終わりに艇庫でダラダラしていた日々も全部全部大切な思い出です。
新歓で「ボート部は家族になれるよ!」とかよく言ってたけど本当にそれくらい私の心の支えになっています。いつの日か艇庫で77期女子何人かと「私たち2年前に初めて会ったとは思えなくない?何年も前から会ってた気がする。」と喋ったことがあります。信じられますか?私たち出会ってから(城中メンバーはたくさん関わるようになってから)2年と数ヶ月しか経ってないんです!地学室で自己紹介をしたときのみんな初々しくて可愛かったなあ。もちろん今も可愛いよ!(笑)あのときはここまで濃い時間を送れるなんて思いもしませんでした。思い返すとしんみりしちゃいます。歳かな。とにかくボート部に入って良かった!

ラストシーズンこのクルーメンバーでたくさん成長してみせます。悔いのないよう全て出し切ります。頑張りマッスル

そして最後に、面白くて優しくて超絶頑張り屋な77期のみんなー!本当に大好きだよー!!みんなに出会えた私は幸せ者です!これからも頑張ってこ〜!

県総体まであと

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05.19.19:41

県総体まであと、、、♯18

77期の河村玲音です。
約2年間かけて同期や76期の先輩にはたくさんの迷惑をお掛けしてきました。本当に申し訳ありませんでした
みんながいつもボートをがんばっていてすごいと思いました。
負の先輩たちと過ごしたボート部の日々は忘れません
78、79期には最後までがんばってほしいと思います応援しています


県総体まであと

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05.18.09:52

県総体まであと、、、♯17

77期の加藤美桜です。
このラストシーズンでは女子Bダブルに78期のEちゃんと色々な大会に挑戦させていただいてます。
私なりにこのボート部人生の中で思ったことをタイトル立てて書いてみたので興味があれば読んでください
(できれば読んでもらえると嬉しいです)



*勝つということ
「一位以外はみんな敗者なのである」
確かにこう考えると新人戦、県総体から各レガッタにいたるまで一位になったことのない私は勝者になれたことなんてないのかも知れません。どんなに自分のベストだと思ったって自分よりできる人がいるそんな場面にばかり直面してきました。
でも私がずっとこのボート人生で勝ちたかったのは今までの過去の自分なのだと最後の最後に気づきました。

*やめたくなるよね
正直に言いますと私は本当にボート部を辞めて他部活に移ることを考え、その移籍先の部活の顧問に入部の話までつけにいきました。
だって練習同じ動作の繰り返しで成長(growのほうね)が見られないし、漕いでも漕いでも敵わないし。みんなボート部に入った選択が大正解って思えているのがすごいなと思ってました。本当に辞めるつもりでした。でもそこで踏みとどまったから見えた世界があるし、感じた思いがあるし、気づけた仲間の存在があったんです。私は多分一年生の中部選抜補漕の帰りにkちゃんと食べたいオムライスの味一緒忘れないと思うます。本当にありがとう。

*ボート競技そのものについて
ボート競技を語っていいほど77期の中でボート知識を持っているわけではないのですが私なりのボート競技の醍醐味みたいなところを語らせてください(笑)
ボートはなんと言っても速く漕げるようになってからが楽しくて相手と接戦になった時刺すか刺されるかで我慢比べをしてる時のワクワク感としんどさは格別です。
実を言うとボートは集団競技なようで個人競技で最終的には集団競技なんです。
見た目はみんなで漕いでるクォードでも一人一人が自分の癖をなおしてベストに持ってくるけれども相手を信頼して協力してないと艇速はでない。そんな集団競技であり個人競技であり集団競技です。素敵な競技です。

*人と比較して過度にライバル視してしまうあなたへ
これは半分過去の自分にあてて書くメッセージのようなものなのですがもしこれを読んでくれている後輩ちゃん達がいて元気づけられていたら泣いて喜びます。

忘れもしない一年の7/7の500m計測。
同期のemoとみんなが学舎に行っているうちに密かに朝練を始めました。7時に学校ついて予鈴がなるまでとにかくエルゴ。そんなエルゴ三昧の日々で迎えた計測だったのに3人にも負けてしまいました。私の方がやったのに。なんで。悔しさのあまりemoと学校を脱走し、名古屋ドームの前の自販機の前で2人でうずくまっていたのを今でも鮮明に覚えています。
あれ以来私は同期の12人に対して過剰なほどライバル心を持っていました。だからこそ2年生の秋シーズン前のミーティングが納得できなかった。何に負けたかわからないって言うのが悔しかった。そんなこともありました。私は見事(見事じゃないです)最後のシートレースまでそのライバル視を貫いていきました。この過剰なライバル視は結局自分をいじめてただけではないのかと思います。でもこのライバル視のおかげでここまで漕ぎ切ることができたのでだとも思います。だから正解なんてわかんないんですけど、もしみんな敵で誰も信じられないってなってしまっているならそれは危険かもしれません。どこかで壁にぶつかって、砕けてどうしようもなくなります。でも絶対にそこから這い上がってみてください。そうすれば昨日より強い自分になれているはずです。


ここまで色々やことを語らせていただきました。(ここまでお読みいただきありがとうございます)先輩方が代々書いていたブログに憧れがあったのでそれがかけて嬉しいと言うのと同時に引退っというワードが自分に近づいてることへの驚きの気持ちでいっぱいです。

*最後にこのボート部人生、たくさん笑い合った仲間達へ
この人たちみたいになりたいと思ってボート部に入った75期の先輩。可愛いすぎる私の推しの76期の先輩。私のことめっちゃ舐めてるけど本当に面白い78期の後輩。これからボート楽しんでほしい79期。
本当に個性豊かなコーチ、先生方。
そしてどんな嫌なことがあってもう大嫌いって思っても本当に嫌いになれなくて、やっぱり大好きだなって何度も思った77期のみんな。
こんな素敵な出会いに恵まれて私は幸せです。
本当にありがとうございました。

けど!私の戦いは県総体で終わるつもりはありません!!
その先まで!これからも頑張っていけるようにまず県総体で勝ち切ってきます
これからも旭丘漕艇部を応援よろしくお願いします。

県総体まであと

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05.17.22:34

県総体まであと、、、♯16

77期ボート部員の洪瑾瑜です。
1.はじめに
最初で最後の今日のボート部を書く日が来ました。
はじめて読んだ5期のブログで高校生活の中でのボートを知ることができ、様々なボート経験を積んだあとでよんだ6期のブログはなんとなく自分もわかるという気持ちで読んできました。そして今年は7期のです。私はずっと先輩もしくは後輩とダブルに乗っていて同期とクルーを組んだことがなかったので、みんながどんな想いでボートと向き合ってきたかをより一層知れて、読んでいてうれしい気持ちになりました。みんなとは違い、しばらく練習には参加しておらず、若干引退目線ではあるものの、よければ読んでいってください。

2.ボートで考えたこと
「努力の基準」のお話
これは私が2年間とちょっとの間、ボートをしている中で常に考えてきたことです。ボートはスポーツでありタイムで競うので、比較をするのは当たり前ですが、私は常に周りと努力量を比較してきました。ボート部の先輩、同期、後輩はみんな、人が見えている所はもちろん、見えていないとこでも、文字通り死ぬほど努力をしているのは周知の事実です。そんな全員を本当に尊敬しているし、いい環境だなと思っています。でもそう思うたびに、自分も頑張っていると思っているけど、そのハードルが周りと比べて低いのでは、もっとやれるのではないか、とずっと感じていました。とくに初めてのシートレースで全敗した後からは、自分は常にその時の全力を尽くしているのに、それは「頑張っているつもり」にすぎないのではないかと思ってしまうたび、ボートと向き合うのが辛かったです。ボートと距離が少しとれている今だから思うのは、ボートは絶対に楽しんだもの勝ちです。自分はそれができなかったのが少し惜しいと思いますが、最後の最後まで自分の限界に挑んできたとは思うので、少しでも成長できていればなと思います。

「部活としてのボート」のお話
部勧誘の時や、初めての部懇で、ボートは全国を目指せるという話を聞いてから、先輩が全国の試合で戦っているのを見てから、漠然と自分も頑張れば、部内での順位も上がって、最後は3年生でインハイに出て、努力が実って引退するものと思っていました。しかし、実際には人数の関係で旭丘の中で、まず出られる人出られない人がいます。そして誰かが部内で順位を上げるということは誰かの順位が下がるということです。当たり前のことなのですが、自分の身でそれを実感して初めて気づきました。それでも最後まで追い求めようとしましたが、怪我をしてしまったこともあり、そこからは自分なりに引退の形をいろいろ考えて悩みました。その後、自分の体を大事にし、これからのボートとのご縁がある時までとっておこう、という唯一解にたどり着いて、大会には出ずにみんなを応援しようと決めました。


3.さいごに
私がここまでこられたのは、沢山の人のおかげです。
まずは同期のみんなに沢山支えられました。みんな本当に努力家で本当に一人ひとり全員の努力がすぐにでも目に浮かんで見えます。この同期だからこそ、怪我をして、復帰がうまくいかなかった時に、みんなの圧倒的な努力によって広がる一方の、絶対に追いつくことのできない差を感じたし、この同期だからこそ練習に参加しなくなってもボート部の一員として変わらず接してくれ、行事などに参加するといつも通り受け入れてくれたと思います。本当に感謝しています。
そして、私に入部のきっかけをくれた先輩、ずっとラインで話を聞いたり相談に乗ってくれたりする先輩、一緒に最初のシーズンを過ごしボートについて色々教えてくれたり部活に行きたくないと思っていた私に艇庫までくるあと押しをしたりしてくれた先輩、Aクルー打倒&インハイ出場を目標に無謀なレースを一緒に漕ぎきり、初めて私に試合で漕ぐ楽しさを教えてくれた先輩、練習が思うようにできなかったけど信じてついてきてくれて一緒に中選で漕いだ後輩、私の長い長い病み話を沢山聞いてくれたコーチと先生、ボート部の日常を過ごしてきた部員のみんななど、これら全部を含めて7期としてボート部に入ってよかったと思います。
ボート部を通して沢山の人に数えきれないものを与えてもらったのにも関わらず、部に貢献ができることが限られてしまいましたが、全力でみんなのことを応援しにいきます。
いよいよ7期にとっての最後の県総体、この新しいチームでどんな試合を作り上げるのかを楽しみです。

せーの、がんばれよー!!!!!!!!



P.S.
ここまでとっても真面目なブログになってしまったので、ここでもう一人の自分らしさをこめて…
みんなのことだいちゅきだよ、うへへ(●´ω`●)

県総体まであと

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05.16.22:58

県総体まであと、、、♯15

77期の石井泉乃介です。
いつも通り真面目な僕がいつも通り真面目に話をします。
(小説みたいになってしまいました。ごめんなさい)


今思えば、というか目を逸らしていただけでずっと知ってることですが、知っての通り僕は自分に甘い男です。1年生初めの学舎前の足の怪我、学校祭の準備、コロナやインフル、腰痛、シートレースの日にナゲットを食って腹を下す(意味不明☆)、モチベがあがらないから漕げない頭痛い腹痛い……など色とりどりの、ただの自分の弱さ雑さのための言い訳を無意識に生産しまくって、青春を謳歌したり勉強しまくってるふりをしてボートから逃げる。みんな、結果出なくても僕と違って全然折れずに、すごい追い込んで先輩についていって、20キロとか漕いで、どんどん上手くなって、色々知って、本当にすごいなぁ……僕なんて、すぐ休憩するし追い込めないし、漕いでる感じしないし上手くならないし、、、はぁ、漕ぐ気が起きない……りくトレにしよう
ボートも、頑張ってるボート部のみんなの後ろ姿も大好きだけど、頑張れない自分がいて、それが嫌いで、でもどうしようもできなくて、もう手遅れだと思いながら、みんなとの楽しい日々はどんどん過ぎ去っていきました。



そんな自分に区切りをつけるきっかけが2年の最後のシートレースでした。今まで数々の理由でちゃんとシートレースを漕ぎきってこなかった僕も、最後こそはと気合いを入れて(メダリストをキメて)臨みました。それが、思ったよりいいレースができるんです。同着の熱い試合もありました。負けたけど、漕ぎきった!と思えるレースもありました。死ぬほど嫌だったシートレースが楽しくなってきた。漕いでる自分が好きだ!まだ漕ぎたい!そう思い始めたすぐ次のレース。僕の心の弱さ、レート30すらでず、4艇レースなのに誰も見えず、全く出し切れず。カスみたいな記録とともに僕の最後のシングルレースは幕を閉じました。最後のレースだけは、本当に楽しくなかった。出し切れなかった?その前の漕ぎで望めば勝てた?そんなの言い訳。もっと漕ぎたかった?自業自得じゃん。僕はサボって、みんなは本気で積み上げてきたんだから。


艇を上げていたたまれなくなって男子更にこもって布団を被って色んなことを考えた。
後悔を受け止めるのに、時間がかかった。レースって楽しいんだ、知らなかった。レースはこんなにも楽しいのに、こんなにあっさり終わってしまう。苦しいレースを何とか乗り切るために練習するんじゃなくて、レースを全力で楽しむ、漕いでる自分が好きだと思える瞬間に出会う、そのために練習するんだとその時初めて気がついた。
シートレースって、みんなのボートへの気持ち、心の強さ、ここまで2年間積み上げてきた全部が詰まってて、すごい頑張ってきたみんなが本当にかっこよくて、それに比べて自分はこの2年、何してきたんだろう、応援してくれる皆の思いも裏切って、レースで出し切る事すら出来ない。僕、適当に漕いで適当に生きてたんだな、ごめんみんな。同じ場にいるのが申し訳ない。自分に腹が立った。このまま漕いでていいのかな、僕。そんなことを考えた。


誰かに、というかみんなに謝りたくて、クルー決め前、思ってたことをmさんやt君にふと漏らしてしまった。そしたら、なんでそんな事言うの!ごんちゃん今まで頑張ってきたじゃん。そんな、自分だけ頑張ってないみたいなこと言わないでよ、ずっと、頑張ってきたやん。って泣いてくれたんです
人生で1番くらい嬉しかった。こんな僕なんかのために泣いてくれる人がいるんだって思った。見てくれてるんだ。それで、自分2年間頑張ってきたんだって初めて思えたし、自分が見てないところでこんなに支えてくれる友達がいるんだ、もうそれだけで十分なんだって、嬉しくて、涙が出てきた。みんな優しすぎるよ。ありがとう、もっと強くなって君たちの力になりたかったのに。なるべきだったのに。いや、今からでも遅くない、これからなるんだ。できることはなんでもやる。全国への踏み台になってやる!


そのあとのクルー決めミーティングでも、Aクルーに乗りたかった僕の気持ちを汲んで、「俺がシングル乗れば全部解決するやん」って、1番クルーボートに乗るべきt君が言って泣いてくれた時は本当に嬉しかった。男子のみんなも、1番艇を作るんじゃなくてチーム全体で勝とうって言ってくれて、こいつらを絶対後悔させたくない。逆に死ぬほど頑張って、僕をAクルーに乗せればよかったって後悔させてやろうって、前向きになれたよ。


たしかに努力が足りなかったのは間違いない。でもそれをずっと見てくれてて、僕のために泣いてくれる君たちのおかげで、僕は少なくとも毎日頑張ってきたんだって気づけたんだ。本当に本当に本当にありがとう。
こんな僕でも最後はくらい絶対負けないってこと見せつけるから、僕の最後の足掻きを見届けてください。東海総体行くぞ。長崎、 行ってこい!!絶対勝てる。君たちがずーーーーーーーっと頑張ってきたこと、僕は知ってるから。

最っ高の漕ぎをして、漕いでる自分、コールしてる自分、目の前で、後ろで支えてくれる仲間、頑張れよーの声、スタートの緊張感、疲れ、声援、今乗ってる艇、水面、空、景色。その瞬間、ぜんぶを心に焼き付けて、勝つぞ!




追記
足を怪我しました。本当に情けない。でも、今まで逃げてきた自分に区切りをつけるいい機会だと思います。負けるつもりはありません。早く治して、勝ちに行きます。
Bダブの応援、よろしくお願いします

県総体まであと

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05.15.12:39

県総体まであと、、、#14

全選ぶりのこんにちはですね、泉咲弥花です!(あなた誰よって思う方へ、ただのヒラ部員です、強いて言うならへっぽこオール大臣です)

おそらく(確実に)ブログを書けるのも最後であろう、寂しいです
しかしまた書く機会をいただけたということで、この上なく嬉しいのも事実、思う存分書かせていただきます
ということで、先に言っておきます、文章が長くなる自信があるので覚悟してください(こういうこと書いてるからでしょうね笑、あと私より前のみんながすごい長文を書いてたので長文に対するハードルが下がりましたしね)
ちなみに原稿用紙約16枚分です
(頑張って真面目に書いたので許してください)

思えばたった2年前、私は人生で初めてボートというものに乗りました。(今までスワンボートしか乗ったことなかったので)というよりはボート競技というものを初めて知った、と言う方が正確かもしれませんね。試漕会で感じたあの新鮮な感覚、今でも覚えています。先輩たちの雰囲気がとっても楽しそうでしたし、みんなとスタートラインが同じ、ということに元文化部としては魅力を感じました。そして、とにかく水上を駆けていく姿がかっこいい。最高じゃないですか。
親には高校入ったらゆるい部活入ってのんびり過ごすわーと言ってあったので、ボート部に入る、と言った時の反応ときたらもう…

これまでの2年間、振り返るととっても濃密なもので、私に強さを与えてくれました。
(細かく書いてたらキリがないのでがんばって巻きで2年を振り返ります↓)
入学して、気づいたら入部していて、そこから夏休みまで筋トレ三昧。(入部してすぐは本当に筋肉なかったんで、運動部えげつないなとヒーヒー言いながらやった記憶があります)
夏休みを満喫したのち、人生初のクルーが決定しました。同じクルーの仲間と楽しくできるかなと内心ドキドキしたのを覚えています。
デビュー戦の名古屋レガッタ、全国に向け挑戦した新人戦、中選。毎日が新しいこと、楽しいことばかりで先輩から知識をどんどん吸収するとともに、ボートの楽しさを教えていただきました。(クォド大好きになったのもこの頃です)試合を通しては、全国への高い壁、そしてそれに対し自分がいかに未熟であるかを実感させられました。
悔しさをバネに、速いクルーに乗ると決心し、過酷な冬トレ、シートレースを耐えました。
2年生になり忙しないまま新しいクルーで腕試しの中日本レガッタ、諏訪湖レガッタ。ここでも不安な気持ちを先輩の存在に助けられました。本命の県総体は負けられない戦い、今までの試合の中で初めて緊張しました。(なぜこれまでの試合は緊張しなかったんでしょう、県総体はガチガチすぎて笑われました)
苦い記憶の東海総体、自分の漕ぎが思うようにいかず嫌になった川辺合宿、暑いしハプニングで色々忙しなかった国体東海ブロック、当時は大変で辛いこともあったのでしょうが、この時の経験は確実に今に活きています。いい思い出です。
そして、待ちに待ったインターハイ。初めての全国の舞台。挑戦への感情の昂りを、あんなに鮮やかに感じることはもうそうそうないでしょう。それだけに悔しい結果で終わってしまったのはこたえました。(あと欲を言えば北海道の美味しいご飯をもっと食べたかったです)
東海ブロックでなんとか勝ち取り、鯱光祭を蹴ってリベンジした国体。そこでも結果は目標には届かず終わってしまいました。大好きな先輩ともっと漕いでいたかったです。
そしてついに、先輩の背中を追うことはできなくなってしまいました。
嘆く余裕もないまま新しくダブルを組み、名古屋レガッタで負け、不安のまま新人戦。
でも信頼できる、尊敬できる、最強すぎる、三拍子揃った大好きな相方が一緒だったので(本人に面と向かっては恥ずかしすぎて言えないのでこの場をお借りします笑)新人戦で優勝、中選で準優勝という形で全選に進めることになりました。昨年の雪辱を晴らすことができました。
再びきつい冬トレで己を鍛えぬき、全選。
またしても結果は目標に届きませんでしたが、私自身がしっかり意志を持つことができ、胸を張って楽しかったと言える試合でした。
最後のシートレースでは幸運なことに少し憧れていた77期クォドに乗せてもらうことが決まり、さっそく前哨戦で中日本レガッタ諏訪湖レガッタが行われました。
ーそうして今に至るわけです

試合のことだけをできるだけ短くまとめて書いたつもりでしたが、こんなに長くなるものなんですね笑(こう見ると本当にボート中心の生活だなって思い知らされます)
でもどの試合にも一つ一つに深い想いや意味がこもっていて、その記憶は心の中で色とりどりの宝石のように輝いています。(私の心は宝石箱〜)

ボートは単純だけど奥深い
ボート競技をやっている人は口を揃えてこう言います。私もそれに魅せられました。
ただ、勝ち負けがはっきり分かる明快な競技ゆえに、突きつけられる残酷な現実に苦しむことも少なくはありませんでした。

この部に入るまで、自分は努力家な方なのかなーなんてぼんやり思ってました。しかし、そんなことは全くないと気づきました。
先輩も、同期も、後輩も、自分というもの、そして自分が成すべきこと、やり遂げたいことを明確に持っていて、絶え間なく進化していくように見えます。
一方の私は「自分のペースで」と言い訳して、自身の怠りを誤魔化しているように思えました。ことあるごとにこのままでいいのかと立ち止まって、自分の中で何度も何度も考えてしまいます。
「疲れている」という言い訳もよくしていたかもしれません。親に、疲れすぎてなんもできないならボート辞めれば?と何度か言われたこともあります。

よく自信もなくしていました。
みんなといると、自分のできないことが浮き彫りになって、自分のことが大嫌いになることが結構あります。他の人を羨むことも、自分に存在価値を見出だせないこともしょっちゅうあります。仲間が本当に私の存在を必要としているのか、恐ろしくなる時もあります。
そんなどろどろとした感情が、ボートの方に向くこともなかったわけではありません。
ボート部なのに、ボートを漕ぐ意味が分からなくなることなんて度々あります。
きついし、上手くいかないし、ああきっと私なんかよりこの居場所に適任な人なんていくらでもいるんだろうなと、自暴自棄にもなります。
その上、自分がこのような負の感情を抱いてしまったという事実が嫌で、真の気持ちから目を背けたり、自身を騙したりしようとします。

さらに厄介なことに私は無駄にプライドが高くて人に頼るのが苦手なので、あまり悩む素振りを他人には見せないです。簡単に言えば、かっこつけなんですね。
あまり関係ないかもしれないですけど部員には誰にも泣いてるところを見せたことがないです笑(その上、自身の涙の希少価値を上げるんだといういかにもアホらしい宣言をする始末)
そのくせ自分を理解してほしいとか肯定してほしいとか自己中心的な考えも甚だしい。
自分も相手を完璧に理解することは不可能なのに。

勇気を出して吐いた弱音が上手く伝わらなくて、分かってもらえなくて内心がっかりしてしまったり、(もちろん相談した相手は私のことを考えてくれていると分かっています)相手もきっと疲れているだろうというのを感じて話すのを躊躇ったり、不器用なんですよ。

だから現在進行形で悩みがありふれています。1人でいる時はずーっとぐるぐるぐるぐる、考え事をしてしまいます。
そこで、日頃うまくいかない時は、私が尊敬する人からの受け売りの言葉3つを思い出すようにして、練習に打ち込むようにしています。(紹介させてください)
① 以前より良くなったということは、少しでも進歩しているということ。だから前と今で何が良くなったか常に考えること。進歩のない無駄な時間だけは過ごすな。
②仮にあなたがどれだけ上手かったとしても、あなた1人だけでは勝つことはできない。
③本番だろうが練習だろうが結局「いつも通り」しか出せないのだから、気負いすぎず「いつも通り」やればよい。
(これ+α私のモットーの「自分がなりたい者になり、やりたい事をやりきれるような日々を送る」をなんとか守ろうとしてます。よく考えたら長いですね笑)

とにかくいろいろありました。試合以外に楽しいことも、苦しかったことも。本当に、本当に。

でも不思議ですよね、苦しいことはたくさんあったはずなのに部活を辞めたいって思ったことは一度もなかったです。
それだけ、この部活には苦しみを優に超える大好きな仲間たちと、魅力があったわけです。
こんな自分でも77期がいたからここまで頑張ってこられました。引っ込み思案でいつも決断しきれない私に貪欲に挑む大切さを教えてくれました。自分の弱いところを周りにたくさん支えてもらいました。
恵まれすぎてますね笑

年月を重ねるにつれ(たった2年間ですが)高くなる目標の壁に何度も何度もぶち当たっては悔しい思いと同時に過去の自分を呪いたくなる気持ちが湧き上がって、それを努力で解消するというサイクル。(何かに負けるたび、何か言われるたびに「これでもかあぁ!」と心の中で張り合ってました、でもこういうハングリー精神は大事です、そして、ムカつかれても構わないという気持ちで厳しくしてくれる相手も大事にしましょう)でもこのサイクル自体が幸せなようにも感じます。
そして結果だけが全てではない。これまでの過程全てが今の私に繋がっているんだなと考えると、今まで辿ってきた道程が見えて、達成感を味わえます。

ここまでやってきて、本当に良かった。
心の底からそう思います。

たしかに、才能など自分には変え難い現実もあります。悲観もしたくなります。
でも、自分の着目するポイントで見方はがらりと変わります。絶対に悪いところばかりではないはずです。
周りとの差異をいかにポジティブに、でも強かに柔軟に活用できるのか。それが数ある中で1番自分に合う正解を作り出す秘訣だと思うのです。

今さら私にできることは限られているのかもしれないけれど、力不足かもしれないけれど、引退するまでは部への感謝を込めて、やれることはやり尽くしたい、ただその一心です。
どうしようもない過去や、誰にも予測できない未来に悩んでても仕方ない、そう思うんです。
自分を信じて、自分には今何ができるか、何なら変えられるのか冷静に吟味しながら一歩一歩を進んでいきます。

きっとなりたい者になり、やりたい事をやってみせます。

最初の変なテンションからだいぶ抽象的でしんみりとした精神論になってしまいましたね…(こんなとりとめのなくてしかも偉そうな文章を温かい目で読んでくださった方がいるのなら、付き合っていただきありがとうございます、切実に感謝です、きっと聞き上手ならぬ読み上手ですね!)
弱音もたくさん吐いてしまいました。
でももう大丈夫、切り替えます!
不安がないと言えば嘘になりますが、それ以上に自分と仲間の努力を信じているからです。
もっともっと強くなります。

ごめん、同窓会には行けません(全然行きますけど)
いま、私はクォドに乗っています。
この日本のてっぺんを取るクォドを、私は目指しています。一緒に乗っている4人がとにかくすごいです。(あー!褒めたからって調子乗ってるでしょー笑)
本当は、あの頃(いつでしょう?笑)が恋しいけれど、でも……
今はもう少しだけ、知らないふりをします。
私たちのこの愛知01(これから乗る艇変わったらごめんなさい)も、きっといつか、誰かの青春を乗せるから。

とにかく、私が知ってる中で旭丘史上有数の力を秘めたクルーであると、睨んでいるわけです。(すみません、私も調子に乗ってました、自信過剰すぎてなんか面白いですね笑)

というより、今の旭丘ボート部は本当にすごい人ばかりです!
その中で私は私の定位置とも呼べるクォドのミドルペア(今は3番)で、私らしい、私にしかできない漕ぎで部に貢献できたらいいな、というより、してみせます、乞うご期待を笑
ということで目の前にあるは県総体、ラストシーズン最高のスタートをきってきます!

頼りになる先輩方、存在がもう幸せな同期のみんな、面白いかわいいこれからが楽しみな後輩たち、そんな私たちを見守って下さった顧問の先生方、コーチ、そしていつも応援していただいた家族、OB、OGの皆様、本当にありがとうございます!がんばります!

ぼーとぶ、だいすきだあぁ〜!
(全力の叫び、運河に反響させたい)

最後はやっぱり、せーの、

がんばれよー!!(がんばるよー!!)

県総体まであと①⓪日

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05.14.22:33

県総体まであと、、、#13

こんにちは。77期の藤井優です。

悔しい思いをした新人戦からもう半年も経ったのかと思うと短いような気もしますが、長くも感じます。

あれから、毎年恒例鬼の20分計測で去年よりもいい結果が出て、体重も5キロほど増え順調かと思っていましたが、2000メートルは去年とあまり変わらず、冬トレ最後の20分もうまくいきませんでした。
極め付けは後輩にレースで負けて「もうなんなんだよ!」と、エルゴに絡まって叫んでいたような気がします。

そんなこんなで、だんだん捻くれ始め
人を妬み始めてしまった時期(本当にすんません)がありました。自分が一番努力してるんだって思い込んで閉じこもってました。

ですが、最近になってやっと大事なことに気付かされました。

当たり前のようですごいことですが、
みんなびっくりするぐらい頑張っているということです。
漕ぎの動画を帰りの長い電車やご飯中ずっと見てる人。
朝もエルゴを引いてる人。
放課の間もめちゃくちゃ食べてる人。
コーチや先生、他のチームのひとにも積極的に話しかけに行ってアドバイスをもらってる人。
からだを柔らかくしてる人。
歩き方まで意識してる人。
練習の後に水泳に行く人。
ボートや、身体の知識が半端ない人。
みんなのために全力で、フォローしてくれる人。
ぼくの全く知らないところで、そして自分とはまた違ったやり方で頑張ってると、最近になってやっと知りました。
自分の目に見えるところだけで、人を決めつけて勝手に嫉妬してる自分が小さくて情けなかったけど、それ以上にみんなの背中が大きく感じました。
それは今まで憧れであった先輩たちの背中くらいでかかったです。

自分は、ボート部に入部した時、
絶対に後悔しない3年間にしてやる!と誓って今まで頑張ってきました。
今思い返すと、少し遠回りな努力だったかもしれません。目の前にあることにただ必死にとりくんできました。
もっと視野を大きくもってれば、要領よくやれたなと思うことはたくさんあります。
なかなか伸びない自分に嫌になることもありますが、それも自分らしいなと最近は割り切ってごりごり漕ぎつつ、先輩や同期や先生、コーチにたくさんアドバイスをもらうようにしてます。本当にいつもありがとうございます。

今、自分の乗ってるクルーは、中日本レガッタの時点で猿投農林と3秒差で負けています。これを巻き返すために、仲間と共に毎日必死にボートを漕いで、ボートのことを考え続けて生きてます。
なかなかうまくいかなくて、心が折れる日もありますが、正直に言って、めちゃくちゃ楽しいです!
クルーの仲間と、そして大切なみんなとの時間が一日でも長く続くといいなと、艇庫の斜面に横たわりながらいつも思います。
みんなで勝利を噛み締めれるように、
最後の最後の最後まで死ぬ気で頑張って、
絶対に勝利をもぎ取ってきます!


県総体まであと①①

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