05.16.22:58
県総体まであと、、、♯15
77期の石井泉乃介です。
いつも通り真面目な僕がいつも通り真面目に話をします。
(小説みたいになってしまいました。ごめんなさい)
今思えば、というか目を逸らしていただけでずっと知ってることですが、知っての通り僕は自分に甘い男です。1年生初めの学舎前の足の怪我、学校祭の準備、コロナやインフル、腰痛、シートレースの日にナゲットを食って腹を下す(意味不明☆)、モチベがあがらないから漕げない頭痛い腹痛い……など色とりどりの、ただの自分の弱さ雑さのための言い訳を無意識に生産しまくって、青春を謳歌したり勉強しまくってるふりをしてボートから逃げる。みんな、結果出なくても僕と違って全然折れずに、すごい追い込んで先輩についていって、20キロとか漕いで、どんどん上手くなって、色々知って、本当にすごいなぁ……僕なんて、すぐ休憩するし追い込めないし、漕いでる感じしないし上手くならないし、、、はぁ、漕ぐ気が起きない……りくトレにしよう
ボートも、頑張ってるボート部のみんなの後ろ姿も大好きだけど、頑張れない自分がいて、それが嫌いで、でもどうしようもできなくて、もう手遅れだと思いながら、みんなとの楽しい日々はどんどん過ぎ去っていきました。
そんな自分に区切りをつけるきっかけが2年の最後のシートレースでした。今まで数々の理由でちゃんとシートレースを漕ぎきってこなかった僕も、最後こそはと気合いを入れて(メダリストをキメて)臨みました。それが、思ったよりいいレースができるんです。同着の熱い試合もありました。負けたけど、漕ぎきった!と思えるレースもありました。死ぬほど嫌だったシートレースが楽しくなってきた。漕いでる自分が好きだ!まだ漕ぎたい!そう思い始めたすぐ次のレース。僕の心の弱さ、レート30すらでず、4艇レースなのに誰も見えず、全く出し切れず。カスみたいな記録とともに僕の最後のシングルレースは幕を閉じました。最後のレースだけは、本当に楽しくなかった。出し切れなかった?その前の漕ぎで望めば勝てた?そんなの言い訳。もっと漕ぎたかった?自業自得じゃん。僕はサボって、みんなは本気で積み上げてきたんだから。
艇を上げていたたまれなくなって男子更にこもって布団を被って色んなことを考えた。
後悔を受け止めるのに、時間がかかった。レースって楽しいんだ、知らなかった。レースはこんなにも楽しいのに、こんなにあっさり終わってしまう。苦しいレースを何とか乗り切るために練習するんじゃなくて、レースを全力で楽しむ、漕いでる自分が好きだと思える瞬間に出会う、そのために練習するんだとその時初めて気がついた。
シートレースって、みんなのボートへの気持ち、心の強さ、ここまで2年間積み上げてきた全部が詰まってて、すごい頑張ってきたみんなが本当にかっこよくて、それに比べて自分はこの2年、何してきたんだろう、応援してくれる皆の思いも裏切って、レースで出し切る事すら出来ない。僕、適当に漕いで適当に生きてたんだな、ごめんみんな。同じ場にいるのが申し訳ない。自分に腹が立った。このまま漕いでていいのかな、僕。そんなことを考えた。
誰かに、というかみんなに謝りたくて、クルー決め前、思ってたことをmさんやt君にふと漏らしてしまった。そしたら、なんでそんな事言うの!ごんちゃん今まで頑張ってきたじゃん。そんな、自分だけ頑張ってないみたいなこと言わないでよ、ずっと、頑張ってきたやん。って泣いてくれたんです
人生で1番くらい嬉しかった。こんな僕なんかのために泣いてくれる人がいるんだって思った。見てくれてるんだ。それで、自分2年間頑張ってきたんだって初めて思えたし、自分が見てないところでこんなに支えてくれる友達がいるんだ、もうそれだけで十分なんだって、嬉しくて、涙が出てきた。みんな優しすぎるよ。ありがとう、もっと強くなって君たちの力になりたかったのに。なるべきだったのに。いや、今からでも遅くない、これからなるんだ。できることはなんでもやる。全国への踏み台になってやる!
そのあとのクルー決めミーティングでも、Aクルーに乗りたかった僕の気持ちを汲んで、「俺がシングル乗れば全部解決するやん」って、1番クルーボートに乗るべきt君が言って泣いてくれた時は本当に嬉しかった。男子のみんなも、1番艇を作るんじゃなくてチーム全体で勝とうって言ってくれて、こいつらを絶対後悔させたくない。逆に死ぬほど頑張って、僕をAクルーに乗せればよかったって後悔させてやろうって、前向きになれたよ。
たしかに努力が足りなかったのは間違いない。でもそれをずっと見てくれてて、僕のために泣いてくれる君たちのおかげで、僕は少なくとも毎日頑張ってきたんだって気づけたんだ。本当に本当に本当にありがとう。
こんな僕でも最後はくらい絶対負けないってこと見せつけるから、僕の最後の足掻きを見届けてください。東海総体行くぞ。長崎、 行ってこい!!絶対勝てる。君たちがずーーーーーーーっと頑張ってきたこと、僕は知ってるから。
最っ高の漕ぎをして、漕いでる自分、コールしてる自分、目の前で、後ろで支えてくれる仲間、頑張れよーの声、スタートの緊張感、疲れ、声援、今乗ってる艇、水面、空、景色。その瞬間、ぜんぶを心に焼き付けて、勝つぞ!
追記
足を怪我しました。本当に情けない。でも、今まで逃げてきた自分に区切りをつけるいい機会だと思います。負けるつもりはありません。早く治して、勝ちに行きます。
Bダブの応援、よろしくお願いします
県総体まであと⑨日
いつも通り真面目な僕がいつも通り真面目に話をします。
(小説みたいになってしまいました。ごめんなさい)
今思えば、というか目を逸らしていただけでずっと知ってることですが、知っての通り僕は自分に甘い男です。1年生初めの学舎前の足の怪我、学校祭の準備、コロナやインフル、腰痛、シートレースの日にナゲットを食って腹を下す(意味不明☆)、モチベがあがらないから漕げない頭痛い腹痛い……など色とりどりの、ただの自分の弱さ雑さのための言い訳を無意識に生産しまくって、青春を謳歌したり勉強しまくってるふりをしてボートから逃げる。みんな、結果出なくても僕と違って全然折れずに、すごい追い込んで先輩についていって、20キロとか漕いで、どんどん上手くなって、色々知って、本当にすごいなぁ……僕なんて、すぐ休憩するし追い込めないし、漕いでる感じしないし上手くならないし、、、はぁ、漕ぐ気が起きない……りくトレにしよう
ボートも、頑張ってるボート部のみんなの後ろ姿も大好きだけど、頑張れない自分がいて、それが嫌いで、でもどうしようもできなくて、もう手遅れだと思いながら、みんなとの楽しい日々はどんどん過ぎ去っていきました。
そんな自分に区切りをつけるきっかけが2年の最後のシートレースでした。今まで数々の理由でちゃんとシートレースを漕ぎきってこなかった僕も、最後こそはと気合いを入れて(メダリストをキメて)臨みました。それが、思ったよりいいレースができるんです。同着の熱い試合もありました。負けたけど、漕ぎきった!と思えるレースもありました。死ぬほど嫌だったシートレースが楽しくなってきた。漕いでる自分が好きだ!まだ漕ぎたい!そう思い始めたすぐ次のレース。僕の心の弱さ、レート30すらでず、4艇レースなのに誰も見えず、全く出し切れず。カスみたいな記録とともに僕の最後のシングルレースは幕を閉じました。最後のレースだけは、本当に楽しくなかった。出し切れなかった?その前の漕ぎで望めば勝てた?そんなの言い訳。もっと漕ぎたかった?自業自得じゃん。僕はサボって、みんなは本気で積み上げてきたんだから。
艇を上げていたたまれなくなって男子更にこもって布団を被って色んなことを考えた。
後悔を受け止めるのに、時間がかかった。レースって楽しいんだ、知らなかった。レースはこんなにも楽しいのに、こんなにあっさり終わってしまう。苦しいレースを何とか乗り切るために練習するんじゃなくて、レースを全力で楽しむ、漕いでる自分が好きだと思える瞬間に出会う、そのために練習するんだとその時初めて気がついた。
シートレースって、みんなのボートへの気持ち、心の強さ、ここまで2年間積み上げてきた全部が詰まってて、すごい頑張ってきたみんなが本当にかっこよくて、それに比べて自分はこの2年、何してきたんだろう、応援してくれる皆の思いも裏切って、レースで出し切る事すら出来ない。僕、適当に漕いで適当に生きてたんだな、ごめんみんな。同じ場にいるのが申し訳ない。自分に腹が立った。このまま漕いでていいのかな、僕。そんなことを考えた。
誰かに、というかみんなに謝りたくて、クルー決め前、思ってたことをmさんやt君にふと漏らしてしまった。そしたら、なんでそんな事言うの!ごんちゃん今まで頑張ってきたじゃん。そんな、自分だけ頑張ってないみたいなこと言わないでよ、ずっと、頑張ってきたやん。って泣いてくれたんです
人生で1番くらい嬉しかった。こんな僕なんかのために泣いてくれる人がいるんだって思った。見てくれてるんだ。それで、自分2年間頑張ってきたんだって初めて思えたし、自分が見てないところでこんなに支えてくれる友達がいるんだ、もうそれだけで十分なんだって、嬉しくて、涙が出てきた。みんな優しすぎるよ。ありがとう、もっと強くなって君たちの力になりたかったのに。なるべきだったのに。いや、今からでも遅くない、これからなるんだ。できることはなんでもやる。全国への踏み台になってやる!
そのあとのクルー決めミーティングでも、Aクルーに乗りたかった僕の気持ちを汲んで、「俺がシングル乗れば全部解決するやん」って、1番クルーボートに乗るべきt君が言って泣いてくれた時は本当に嬉しかった。男子のみんなも、1番艇を作るんじゃなくてチーム全体で勝とうって言ってくれて、こいつらを絶対後悔させたくない。逆に死ぬほど頑張って、僕をAクルーに乗せればよかったって後悔させてやろうって、前向きになれたよ。
たしかに努力が足りなかったのは間違いない。でもそれをずっと見てくれてて、僕のために泣いてくれる君たちのおかげで、僕は少なくとも毎日頑張ってきたんだって気づけたんだ。本当に本当に本当にありがとう。
こんな僕でも最後はくらい絶対負けないってこと見せつけるから、僕の最後の足掻きを見届けてください。東海総体行くぞ。長崎、 行ってこい!!絶対勝てる。君たちがずーーーーーーーっと頑張ってきたこと、僕は知ってるから。
最っ高の漕ぎをして、漕いでる自分、コールしてる自分、目の前で、後ろで支えてくれる仲間、頑張れよーの声、スタートの緊張感、疲れ、声援、今乗ってる艇、水面、空、景色。その瞬間、ぜんぶを心に焼き付けて、勝つぞ!
追記
足を怪我しました。本当に情けない。でも、今まで逃げてきた自分に区切りをつけるいい機会だと思います。負けるつもりはありません。早く治して、勝ちに行きます。
Bダブの応援、よろしくお願いします
県総体まであと⑨日
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