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旭丘ボート部 現役生による日記
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05.05.08:18

県総体まであと、、、♯3

県総体カウントダウン 5/4
(ちょっとだけ、新入生歓迎BBQ)

はじめまして、77期の佐藤玲央です。
ブログなどを書くのが初めてなので拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!ですが、全て読む必要はありません。長すぎました。おそらく、史上最長。さすがにちょっと怒られそうです。「最後に」から読んだ方がいいかもしれないです。まあ、それだけたくさん気持ちがあるということで、、、。
しかも、先輩方や同期の文章を読んでいると、感動するわけですが、ハードルが思った以上に上がりまくり、自分の文章力で大丈夫か?と不安になりますが、いったんそれは横に置いておいて、、、


さて、最近新入生が入部してにぎやかになりました!実は今日は新入生歓迎のイベントである新歓BBQでした!みんなで焼肉をしたり、バームクーヘンを食べたり、とても楽しかったです!これで1年生との仲もよくなったはず!たくさん喋りかけたので、次の練習でどれだけ自分の名前で呼ばれるかでその成果がわかるだろう...。まあ僕は今なっても忙しい先輩方に質問させて頂いているわけですが(本当にありがたいです。ありがとうございます!)。
今年はたくさんボート部の一員となってくれて、嬉しく、楽しみです。それと同時に、なにか懐かしい気持ちを覚えます。自分たち77期はもう3年生なんだなと改めて感じます。1年生から今までを思い返してみて、楽しくも大変だったその時々を懐かしんで、ちょっとしんみりしたりもします。そのような流れで、今までの自分たちの足跡をおおざっぱにイベントごとに追ってみたいと思います。



入学したときから
部活選びでいろいろ迷っていました。ボート部のことは家が隣のかっこいい先輩が部員だったので最初から知っていました。ただ、最初から入るかは決めてはいなく、どの部活に入ろうかといろいろな部活の体験に参加しました。その中で、試漕会にいきました。先輩たちがとにかくかっこよかった!めっちゃまぶしかった!キラキラしていた!ボートは何から何までいろいろ新鮮でした。そしてとにかく、ボートが楽しかった!
この部活と決めたのは、部活動懇談会前日でした。この日は今でもよく覚えています(最終日にもう一回試漕会に行ったことも多少影響があったかもしれませんが)。
地学室で集まった最初のとき、みんなの自己紹介を聴きながら、いろんな人がいるなーとか、この人の自己紹介面白い!あ、自己紹介どうしよう!とか考えてドキドキしていました。
いざ練習が始まったとき、すごくワクワクしていました。今までと全く違う競技、環境。たくさんのなかまたちと練習することも楽しかった。特に、土日の乗艇練習はめちゃくちゃ楽しみでした。というか、艇庫に行くことそのものが楽しかったり(今でも、艇庫は1番!好きな場所!)、みんなとの距離も、練習が重なるに連れて、縮まったんじゃないのかな、と思います。


ちなみに、77期初の最速沈記録保持者は、愛知池でのボートホルダーにてでした。先輩たちの試合について行き、初めてローイングという戦いの場で、熱い気持ちのバチバチ勝負で、雰囲気そのものから、試合というものを先輩たちから背中で教えてもらった気がします。普段はおとなしそうに見える愛知池が燃えるバトルフィールドになっているように見えました(みんなの熱気で気温が2〜3℃上がっていたのではないか)。ドッカンと、大会はこういうものだと心に叩き込まれました。



1年生 天竜合宿
1年生で初めての合宿!中学校から部活での合宿などはなかったため経験したことがなく、本当にウキウキしていました。しかも天竜が秘境みたいでとてもきれいな景色でさらに全国選抜も行われていると聞いて、ずっと前からワクワクしていました。そして迎えた当日、バスで移動しているときもみんなでわいわいしながら、いろいろな話をして盛り上がってました。(天竜が一応(?)浜松市天竜「区」であること、「月」という地名があることに小さく驚きました。)練習で組むクルーは前半はクォド、後半はダブルになりました。先輩と乗ってしっかりみっちり練習するのは、これが初めてで、楽しかった!きれいな水域で、気分も上がっていた!(足を浸せたりもしました。運河ではできそうにない...)練習の合間に水風船などもしたり、宿で遊んだり、楽しかった!
また、練習中とか陸上のトレーニングで先輩たちのすごさを目に焼き付けられました。全力で漕いでるはずなのに、そんな僕たちを爆速で追い抜いて行ったインターハイクルーがとても眩しかった!めちゃくちゃ速くてかっこよかった!
練習はきつくて後半みんな疲れ果てていました(みんな所構わず倒れるように寝ていた)が、とても充実した合宿でした。このとき、天竜川に感動して、いろいろな場所、水域に行くのって楽しい!と、こころの底から思いました。
みんな、というかボートという競技そのものとの距離もだいぶ近づいた感じがして、合宿という存在がいかに大切かよくわかりました。



1年生 名古屋レガッタ〜新人戦
合宿の後は、1000mのエルゴ計測、76期のシートレースもあり、先輩と同期とBクォドに乗ることになりました。今思い返せば、この最初の神の決断が、この後にとてもとてもとても影響を与えることになるとは、知る由もなかった...
初めてレースに出るので、最初は気持ちの整理から、ほとんど、わかりませんでした。前の試合で陸から見ていたあの水上の艇に乗って試合に出るなんて!そんな自分たちに、先輩方はしっかり一から説明して教えてくれました。先輩がかっこいいとより思いました。きつい練習を乗り越えて迎えた初レース、名古屋レガッタ。普段練習している中川運河が、たくさんの人や艇、気持ちでひしめきあうレースコースになっていて、緊張しながらも不思議な気持ちでした。そんな中、心臓バクバクで待機水域にいて(ここで待っている人たちの気持ちが初めて理解できました)、1個前のレースがスタートするのをみとどけました。そして、いざスタート!この人生初レースは本当に一瞬に感じて、ゴールにいた自分たちが本当に1000m漕いだのか、と浦島太郎?みたいな気持ちになって放心?状態でした。


そんなこんなで新人戦。クルー目標は某ライバル校のAクォドに勝つことでした。同じクルーであった先輩の1人が、新人戦で引退するという話を聞き、同期のクルーであったH.T.君とK.R.君とじゃあ先輩たちと中部選抜まで行くぞ!と燃えていました。頑張ったが、結果は3位、ただただ、悔しかった。負け犬の遠吠えみたいですが、その勝ちたかった艇に750m位までくらいまで並んでいたのに、そこから差されてしまったことがより悔しかった。約3秒という差に大きな壁を感じました。この時、負けるってこんなにも悔しいのかとひしひし感じました。このクルーも解散、しかも先輩を引退させてしまったということに自分が情けなく感じました。たくさんの仲間が、中部選抜に行き、その中で行けない自分も悲しく、虚しかった。もう負けたくない。そうこころの底から湧き上がるように深く思いました。



2年生〜県総体〜インターハイ
自分はシートレースを経た結果、Aクォドに乗らさせていただくことになりました。とても嬉しく期待を胸にしていた反面、その前の新人戦から、中部選抜にはクルーの中で自分だけが出場できていなく、経験不足と自分の力不足を痛感していたため、先輩たちや有望な同期と同じ艇に乗るので、本当に僕が乗っていいのだろうか、という不安がありました。でも、やるからにはやってやる!というやる気は燃えてました。


そして迎えた中日本レガッタ。結果は、準決勝まで進みましたが、そこで敗退となってしまいました。周りの応援してくださった方々の期待にしっかり応えられなかったとクルーで感じました。そして何より、このクルーで約1ヶ月後の県総体で優勝できるのか?という疑問が湧き、ミーティングが開かれました。先輩たちは負けたらもう引退という状況の中、絶対にインターハイに行くというものすごく強い意志がありました。みんな必死だった。クルーが変わるかもしれないというとき、ぼくはクォドから降りる覚悟をしました。緊張し続けて、息が詰まりそうでした。しかし、このままクルーの編成を変えることはなく、このまま行くと決まり、みんなでお互いにこころの確認をして、絶対勝ちに行くと決めました。この夜遅くまで続いたミーティングはこの先一生忘れることはないと思います。


諏訪湖レガッタ、部員全員での遠征、大切な試合だと感じました。というか、もうすぐ、あと1週間後、再びあります!初めての水域、諏訪湖。ワクワクしててバスの中で盛り上がって楽しかった!アクア未来につくと、艇庫でかい!きれい!とみんなではしゃぎました。新しい水域に行くと、興奮するものです。しかし、いざレースとなると、自然の大きさに圧倒されました。時間が経つごとに荒れていく水面、今までに経験したことのないラフコンディションでした。勝ち上がったものの、レース中止でそこまでという悔しい結果でもありました。さらには、本当に申し訳ないことで、艇を強風のため損傷させてしまいました。このことは、本当に本当に謝っても謝りきれないです。ローイングが道具あってのスポーツ、自然の中でやっているスポーツと改めて感じさせられました。


そして、きつい練習を乗り越え、ついに迎えた県総体、インターハイに行けるか決まる、今までで1番重要な試合でした。みんなの緊張はピークに達していました。自分もガチガチに緊張していましたが、とにかく最後の一瞬まで集中し続け、みんなで漕いでるんだ!とテンションも上げていきました。毎回思いましたが、僕はそのとき2番に乗っていました。このクルーに何回励まされたんだろうと思いました。整調の同期のこのリズムに、安心しました。3番目の先輩の背中がとても広く、安定していました。バウの先輩の励ましの言葉に何回救われたか。コックスの先輩のコールに全力で反応しました。このクルーなら大丈夫と何回も思いました。このメンバーで乗せていただけて本当に感謝して、その分信頼させていただきました。最後の1本まで漕ぎきり、優勝することができました。こんなに嬉しかったことはありませんでした。みんなで叫びました。とにかく、よかったと思いました。もう、ほんとうに全てのひと、もの、ことに感謝したくなり、ありがたさでいっぱいでした。本当にこのクルーに乗っけてもらえて幸せでした。艇が一段と輝いてみえました。
勝利の味を噛み締め、本当にドキドキしたハイな気持ちが長く続きました。インターハイへの切符を手に入れた!


東海総体では、予選でミスをしまくり、なんとか決勝に上がれたものの、大丈夫かと思ったけど、みんなで全力で一体になったように漕げて、1位と0.2秒差で差されたが、いいレースができたこと。このとき初めてレースしているときに楽しいと思えたこと。レースの後に食べたハンバーグがべらぼうに美味しかったこと。天竜にまた行けたこと。
いろいろ経験できて、自分たちに自信が持て、成長できた気がします。


国体県予選〜川辺合宿〜国体東海ブロック
国体県予選で勝つことはできました。しかし、このときスタートを自分がミスしてしまい、何をしているんだと自分を責めました。申し訳なかったです。クルーの偉大さに改めて気付かされました。
三重県奥伊勢湖での国体東海ブロックでは、東海総体では勝った静岡県A校に、負けました。スタートでミスをして、焦っていました。そしてこの試合の後、76期の男子の先輩がこのクルーのみとなりました。このとき、自分勝手ながら、同じ艇に乗っている人が何をどう感じているのだろうかと想像しました。なんか全然想像できなかった。でも、この人たちと1秒でも長く一緒に乗っていようと強く思いました。
国体に行ったら、77期に受け継いで出場してもらいたい、と言ってくれた気持ちと、出たいと言っていた、同期にも申し訳なかったです。それでも、次に向けてみんなで全力で頑張りました。


インターハイ
ついに来た、集大成のインターハイ、北海道にて。ここまできつい練習を乗り越えたんだとみんなを信じて、最後の最後まで漕ぎをよくしようと努力しました。クルー目標は、大きく、決勝でメダルを取ることでした。自分としての初めての上陸となる北の大地、北海道 網走湖。飛行機から緊張していたけど、でもずっとワクワクしていた不思議な気持ち。しかし、セントレアにも、同じ飛行機にも、さらには網走に近づくにつれて、ボート競技者がたくさん視界に入ってきて、気持ちが引き締まっていきました。網走湖に着いて、というか北海道に来て、とにかく全てのスケールが大きく感じました。本当にこの場所に立てて、嬉しかったです。一方、周りの選手の体格がよく、自分のからだを見て、全国レベルの高さを思い知らされました。やはり、ローイングは技術もとても大切なのですが、フィジカルあってのものだとつくづく思わされます。


公式練習から、リギングから発艇まで90分という短さに慌てていた僕を助けてくれたクルー、補漕、先生方に感謝です。このとき、リギング遅いと、本気で叱ってくれた先輩にも感謝です。今でもリギング速いかどうかは微妙ですが、、、精進します。もっと速く。
レースになり、2位で準々決勝に進むことができました。ですが、2位は2位でした。完全に満足とはいきませんでした。
桟橋に帰ってきて、出場クルーは全員準々決勝まで行けたことを伝えられました。とりあえず一安心だと感じました。少し生き長らえた気持ちでした。


そして、1日の合間を経ての準々決勝。死ぬ気で漕ぎました。極限まで集中していました。しかし、自分史上永遠に残るミスをしました。ラストスパートからのミスオールです。ここで乱してしまいました。それでも諦めず、最後の一本まで漕ぎきりました。しかし、そこで次の準決勝には進めず、そこまででした。ゴールした後、先輩方が泣いていました。本当に自分勝手ながら、泣きました。自分のミスで終わらせてしまったと、いろんな感情がありました。今1番悔しいのは誰だよと、わかっているのに、号泣してしまいました。でも、あのとき先輩が帰艇桟橋に向かうとき、最後までしっかりきれいに漕ごうと言ってくれました。桟橋に着くまで、全力で集中して漕ぎ続けました。応援してくれた方々にありがとうございましたと大きな声で挨拶しました。このクルーは最高だったと湧き上がってきました。視界はまだちょっとぼやけていました。しかしやっぱり、桟橋に着くと悔しくてまた泣いてしまいました。恥ずかしかったけど、抑えられませんでした。艇を受付に返した瞬間、たくさんの気持ちが襲ってきて、ぽっかりと放心状態でした。クルーのみんなも口を開かず、どこか遠くを見ていました。
全てのことがほんとうに走馬灯のように頭をよぎりました。こんなこと初めてでした。


全てのことが、大切な一瞬で、濃密でした。
心がぽっかりとしている中、1人で歩いた浜辺、甘く、少しせつない味がした白い恋人の缶ジュース。クルーで一緒にいる時間。クルーで一緒に食べるご飯。全て忘れられない。一時も。


男子の先輩たちはこれで全員、引退しました。不思議な気持ちと共に、先輩たちの存在の大きさがどれだけだったか、思い知らされました。もう、自立しなければならない、もう、頼られる側の人間にならなければならないと、不安もあったけど、実感が湧きました。



〜新人戦〜中部選抜
インターハイ後、シートレースもあり、新人戦のためのクルーが組まれました。クォドでした。先輩がいなくて、不安で、何をすればいいのか分からず、焦ったこともありました。こんな自分でいいのかと悩んだこともありました。正直、自分に自信が持てなかったこともありました。1人よがりになってしまったのかもしれません。しかし、新しいクルーで頑張りました。


迎えた新人戦、結果はS高に負け、2位でした。本当にショックだった。人に見せる顔がないと思いました。先輩からのラインにどう返せばいいのか言葉が詰まりました。こころが折れそうでした。先輩たちが築き上げた新人戦優勝の記録を途絶えさせてしまい、申し訳なく、悔しかった。でも、次の中部選抜に行けるので、全力で頑張りました。


中部選抜、たくさんのクルーがいる中、とにかく、冷静に、自分たちの漕ぎをして、頑張りました。結果は、全国選抜にはいけなかった。女子クォド、ダブルが行けることが嬉しくも、羨ましく感じました。
でも、このクルーでとってもいい経験ができたと思っています。本当にありがとう。



そして、現在
今日もきつい練習を乗り越えました。今、僕たちはしっかり前を見て、漕いでいます。今のクルーを信じて、漕いでいます。僕たちは、必ず前に進んでいると信じます。
必ず県総体優勝できるよう。
しっかり顔を上げ、前を見て、考え、出し切り、
仲間を信じ、光に向かって、漕ぎ続ける。




最後に
まずい、長すぎる!文章削ろうとしても、増える一方!申し訳ないです!ここまで読んでくださった皆様、ほんとうにありがとうございます。これを全て読んだそこのあなた!かなりのかなりのこころの広い、寛大な方でしょう!


しかしながら、ここにはまだまだ書ききれないほどたくさんのことがあります!
いつもの練習、学校、その他諸々。全て、大切な時間です!
僕はボート部でよかったとこころから思います!
一度もボート部に入って後悔したことはありません!
僕の1番はボート部!!!
僕は幸せものだとつくづく思います!!!
ボート部最高ーーーーー!!!!!


今の自分がいるのはほんとうにみなさんのおかげです。いろいろな経験をさせていただきました。ありがたいかぎりです。全ての出会いに感謝。人生一期一会とはまさにこのこと。


自分を見失ったとき、手を差し伸べてくれたのは、ボート部でした。
こんな自分を受け入れてくれ、嬉しかった。
後悔したこともあったけれど。
憧れ、ずっと目指している同期もいます。
自分よりすごいと思ったみんなでした。
みんなのこと、ほんとにすごいと尊敬してます!
感謝してもしきれない!!
かっこよすぎる!!!
全部大好きです!!!!


最高な77期!!!、
かっこいい!先輩方、
元気で頑張る78期、
まだまだ初々しい79期、
頼れるありがたい先生方・コーチ、
応援してくれる方々、
というか全てのひとに、
全ての環境に、
ありがとうございます!!!!!
大好きです!!!!!!!


でも今はまだしんみりするときじゃない!!!
とにかく前を向いて、進むのみ!!!
一日、一秒、一瞬 全力で漕ぎ抜ける!!!
フルスロットルで全力疾漕!!!!!
絶対長崎行くぞーーーーー!!!!!!!!


絶対勝つぞーーーーー!!!!!!!!


せーーーのっっっ!!!!!


がんばるぞーーーーーーーーー!!!!!!!


県総体まであと②①

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