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旭丘ボート部 現役生による日記
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03.27.14:41

全国選抜!!

はじめまして、77期の泉咲弥花です!
今回初めてブログを書かせていただくということで、1人で勝手にウキウキしていました!(みんなの文章を読んで、ずっと書いてみたいなと思っていたんです笑)拙い文章かもしれませんが、微笑ましく、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

私たち女子ダブル、そして女子クォドは3月22日から24日の3日間、天竜ボート場にて行われた全国選抜に出場しました。
まずはその結果をお知らせします。

〈W2×〉
予選2着-準決勝4着-順位決定戦3着

全国9位

〈W4×+〉
予選2着-準決勝4着-順位決定戦5着

全国11位


私は新人戦からのシーズンで、初めてダブルで大会に出場しました。そこから中選までを勝ち抜き、きついきつい冬トレをやり遂げました。そしてようやく、(8割くらいの)期待と(2割くらいの)不安の入り混じったダブルでの初めての全国大会となりました。

これまでクォドを主として乗ってきたので、ダブルでの練習はとても新鮮で楽しいものでした。2人だけで練習を回していかなければならないので、今まで先輩やCOXに無自覚のうちに頼りきっていたんだなということを痛感したこともありました。しかしダブルは思いついたことをすぐ実際の漕ぎに移せますし、しかもその変化を感じとりやすいです。漕ぎを改善するたびに、艇が進むようになった!という喜びを内心噛み締めながら練習していました。

また、2000mといういつもの2倍もある、長い距離を漕ぐのも初めてでした。大会までのメニューは決して楽なものではなく(全選までのメニューが1番きついと先輩にも言われていました)、春という不安定な季節でラフコンも多い中、心が折れそうになったこともありました。
そんな時はライバル校と競っている場面を思い浮かべ、尋常でない負けず嫌いを発動させて(もはや執念ですね)全て乗り切りました。限りある時間の中で、足りないところを可能な限り埋められたと思っています。

目標は決勝進出、なんなら優勝するくらいの気持ちで挑みました。しかしながら残念なことに、結果としては表彰台に登ることすら叶いませんでした。(知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、表彰台に登れるのは全体の8位からなんです)私個人として、去年の76期の先輩のダブル(10位)よりも順位を上げたいという野望はあったので、それだけはなんとか達成した感じです。(こんなこと言うのも図々しいですけどね)ということで78期にはさらに上を目指してほしいです。(変に期待かけるとプレッシャーかもしれませんが)

話は少し変わりますが、今回の大会の回想を少し(にできるか分からないですが)綴りたいと思います。
今回の大会、特に順位決定戦は今まで経験したレースの中でもかなり印象に残るものとなりました。泣いても笑っても最後の2000m。準決勝時点での各クルーのタイムを見比べてみると、私たちのタイムは暫定11位、つまりこのままいけばドベ2でした。そこでレースプランを変えて、最初の500mで出し切ってしまうくらいの勢いで攻めていこうという話になりました。
そして実際レースが始まってみるとやはり前半はしっかり5位でした。3位、4位のクルーとかなり競っていて、バウである私は見えていたのですが相方には見えていなかったようです。
なかなか相手を差せないまま1000mくらいまで漕いでいたら、急に「笑え!」という声が聞こえました。相方の声でした。なので一瞬だったかもしれませんが、おもいっきり笑ってやりました。(誰にも見えていなかったと思いますが)
またそうして漕いでいるうちに1500m地点に到達していました。ラストスパート直前です。すると相方が急にペースを上げ出しました。勝利への強い意志を感じました。(おそらくレート40近く)これは2艇いっぺんに差せるかもしれない、という希望をもらい、全力で、最後の意地でついていきました。そして、相手がへばっていたのもあり、なんとか3着でゴールをすることができました。
8位以内に入ることができず悔しい反面、今まであまり艇を差して勝ったことがなかったので、最後に2艇もいっぺんに差せたことがなにより嬉しかったです。
やっぱボートの駆け引きは楽しいな、と改めて思えた試合でした。

同じ旭丘のチームの仲間が出ている女子クォドはもちろん、その他の種目の試合も見てきました。
どのクルーも漕ぎ方や種目は違えど、勝利というたった一つの目標に向かって重ねてきた血の滲む努力をひしひしと感じさせるもので、自分の実力不足も実感しました。

最後に感謝とこれからについて綴ります。(↓偉そうにしてすみません)
まず、選手のみんな、よくやりきった!それぞれ思ったこと、感じたこと、色々あったと思うけど、みんなのおかげでここまで頑張れました、ありがとう。
そして補漕のみんな、たくさん走らせちゃったし、オール運びとか、工具とか、仕事が本当に多くて大変だったと思うけど、嫌な顔せず最後までやってくれて、ありがとう。(本当に補漕いなかったらやっていけないです)
先生方、いなかったら本当に何もできなかったです、困った時いつでも助けてくださり、ありがとうございます。
そして応援してくださった皆様!
会場で緊張しているとき、漕いでいるとき、勇気と力を与えてもらいました、ありがとうございます!

77期はこれから最後のシーズンを迎えます。できるだけ悔いの残らないよう、精進していくので、これからも温かいご声援をよろしくお願いします!

ご精読ありがとうございました!

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