02.21.18:55
冬トレもあとわずか
こんにちは。杉むぅです。
テスト期間に入り、睡眠時間が削られる中の練習は大変です。「ああ、もうちょっと早くからテスト勉強を始めておけばよかったのに。」と思って八回目の試験です。
さてさて、このテストが終われば晴れて冬トレ終了。と、同時にシーズンへ向けての練習が始まります。次の日曜日には中日本レガッタに向けたクルーを決めることになっていますが、どうなるかはまだ混沌としています。前回の新人戦でさえ3時間かかったクルー決め。今回はどうなるのか…。
僕が乗りたいのはクォドです。これは一年生の時からの希望で理由があります。それは、一年生の時の中部選抜。先輩と組んだクォドでコックスをして中部選抜を戦いましたが、準決勝で敗れました。レースでは手も足も出ず、ぐんぐん離されていき完敗でした。すごく悔しいと思いました。最後に陸からみたクォドの決勝はすごく盛り上がっていて、自分もあんな風に漕ぎたいなと感じました。
それから、「来年こそは自分が乗って勝ってやるぞ。」と思い、冬の練習を頑張りました。しかし、コックスをやっていたことから、体力がみんなに追いつかない焦りもあって、オーバートレーニングになってしまい、腰を痛めてしまいました。練習もまともにできず、苦しい期間でした。
時は過ぎ去年の初春。青木先輩に「またクォドでコックスをやってくれないか」と誘われてもう一度組むことになりました。今度は旭の最速クルーです。自分も漕手をしたいという希望はありましたが、強いクルーの中でいい経験もできるだろうと思い、組むことに決めました。
そして、迎えたシーズン。きつい練習もあって中日本レガッタで決勝進出。諏訪湖レガッタで優勝。県総体でも一位を獲得し、インターハイに行くことになりました。「このクルーならいけるんじゃないか。」そう思いました。
しかし現実は甘くありませんでした。インターハイ本番で緊張しすぎたのは僕で、舵をミスってしまい、予選ではぎりぎり通過。そのため準々決勝でいい枠を取れず、3位で敗退。自分の経験が足りなかったのだと、中部選抜以来の悔しさを味わいました。先輩達には本当に申し訳なく思いました。
その悔しさを胸に、新人戦。僕はシングルで出ることになりました。二年生のみんなも期待してくれましたが、さすがに6週間では足りず、結果は決勝6位。まだまだ足りないなと思いました。
それからまた、気持ちを新たにして、「来年こそはクォドで漕いで二年全員でインターハイに行くんだ。」と思い練習に励みました。少しずつでしたがだんだんと速くなっていきました。しかし、練習会ではみんなに追いつけず、結局一度もクォドで漕ぐことはできませんでした。二度目のエルゴ大会では、不調から全く記録も出ず、自分の力のなさを感じました。
「クォドで漕ぎたい」というのが、ずっと僕の夢です。それでしか勝てないからというのも理由の一つではありますが、やっぱり5人のチームワークと精神力がぶつかり合うレースは、他の種目よりもかっこいいと思います。島村をはじめ、二年生にはクォドに乗るのは気が進まない人もいます。清いはく「艇に縛り付けられてる感じ」と。そりゃあシングルやダブルに比べて精神的にも体力的にもきついとは思いますし、中部選抜で勝てなかったのも悔しかったと思います。しかしそれだけに勝った時の喜びはすごく大きくて、達成感があります。僕は自分が速くない分、力のある人にはクォドに乗ってもらいたいなと思います。
「全員でインターハイに行く」ことと「クォドで漕ぐ」こと。両立できるのが一番良い。でも、それは難しそうです。まだ諦めたわけではありませんが、やっぱり自分はコックスをやるべきなのかもしれません。でも、そうしたら妥協してのコックスじゃなくて、今度こそ本気で勝ちを取りにいくぞという強いクルーを組みたいと思っています。そして、まだ「本当のクォド」を経験していない二年生のみんなにもクォドで勝つ喜びを味わってもらいたいです。
長くなりましたが、この辺で。
杉むぅ
テスト期間に入り、睡眠時間が削られる中の練習は大変です。「ああ、もうちょっと早くからテスト勉強を始めておけばよかったのに。」と思って八回目の試験です。
さてさて、このテストが終われば晴れて冬トレ終了。と、同時にシーズンへ向けての練習が始まります。次の日曜日には中日本レガッタに向けたクルーを決めることになっていますが、どうなるかはまだ混沌としています。前回の新人戦でさえ3時間かかったクルー決め。今回はどうなるのか…。
僕が乗りたいのはクォドです。これは一年生の時からの希望で理由があります。それは、一年生の時の中部選抜。先輩と組んだクォドでコックスをして中部選抜を戦いましたが、準決勝で敗れました。レースでは手も足も出ず、ぐんぐん離されていき完敗でした。すごく悔しいと思いました。最後に陸からみたクォドの決勝はすごく盛り上がっていて、自分もあんな風に漕ぎたいなと感じました。
それから、「来年こそは自分が乗って勝ってやるぞ。」と思い、冬の練習を頑張りました。しかし、コックスをやっていたことから、体力がみんなに追いつかない焦りもあって、オーバートレーニングになってしまい、腰を痛めてしまいました。練習もまともにできず、苦しい期間でした。
時は過ぎ去年の初春。青木先輩に「またクォドでコックスをやってくれないか」と誘われてもう一度組むことになりました。今度は旭の最速クルーです。自分も漕手をしたいという希望はありましたが、強いクルーの中でいい経験もできるだろうと思い、組むことに決めました。
そして、迎えたシーズン。きつい練習もあって中日本レガッタで決勝進出。諏訪湖レガッタで優勝。県総体でも一位を獲得し、インターハイに行くことになりました。「このクルーならいけるんじゃないか。」そう思いました。
しかし現実は甘くありませんでした。インターハイ本番で緊張しすぎたのは僕で、舵をミスってしまい、予選ではぎりぎり通過。そのため準々決勝でいい枠を取れず、3位で敗退。自分の経験が足りなかったのだと、中部選抜以来の悔しさを味わいました。先輩達には本当に申し訳なく思いました。
その悔しさを胸に、新人戦。僕はシングルで出ることになりました。二年生のみんなも期待してくれましたが、さすがに6週間では足りず、結果は決勝6位。まだまだ足りないなと思いました。
それからまた、気持ちを新たにして、「来年こそはクォドで漕いで二年全員でインターハイに行くんだ。」と思い練習に励みました。少しずつでしたがだんだんと速くなっていきました。しかし、練習会ではみんなに追いつけず、結局一度もクォドで漕ぐことはできませんでした。二度目のエルゴ大会では、不調から全く記録も出ず、自分の力のなさを感じました。
「クォドで漕ぎたい」というのが、ずっと僕の夢です。それでしか勝てないからというのも理由の一つではありますが、やっぱり5人のチームワークと精神力がぶつかり合うレースは、他の種目よりもかっこいいと思います。島村をはじめ、二年生にはクォドに乗るのは気が進まない人もいます。清いはく「艇に縛り付けられてる感じ」と。そりゃあシングルやダブルに比べて精神的にも体力的にもきついとは思いますし、中部選抜で勝てなかったのも悔しかったと思います。しかしそれだけに勝った時の喜びはすごく大きくて、達成感があります。僕は自分が速くない分、力のある人にはクォドに乗ってもらいたいなと思います。
「全員でインターハイに行く」ことと「クォドで漕ぐ」こと。両立できるのが一番良い。でも、それは難しそうです。まだ諦めたわけではありませんが、やっぱり自分はコックスをやるべきなのかもしれません。でも、そうしたら妥協してのコックスじゃなくて、今度こそ本気で勝ちを取りにいくぞという強いクルーを組みたいと思っています。そして、まだ「本当のクォド」を経験していない二年生のみんなにもクォドで勝つ喜びを味わってもらいたいです。
長くなりましたが、この辺で。
杉むぅ
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熱い思いがこちらにも伝わってきました!
頑張ってほしい、ホントにそう思います。
47期 丸山洋一郎
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