11.14.15:42
合同練習会
今回は11/3(日,祝)に行われた合同練習会について感想を書いていこうと思います。
そもそも合同練習会とは愛知県のボート部のある4つの高校(旭丘,豊田北,東郷,猿投農林)の交流の機会を作るために行われている練習会です。
今回、私はクォードで猿投と東郷の漕手,猿投のcoxとクルーを組みました。
リギングやアップ,スタートなどいろいろな事の方法が違っていて、新たな視点を持つことができたり、逆に違うと思っていたことが呼び方や順番が違うだけだったり、知ることの大切さを学びました。
また、1日練習したりお昼を食べたりするうちに仲良くなることが出来てあっという間に時間が過ぎてしまいました。私は去年の合同練習会から大会で友達に会えるのが楽しみになったので、来年の大会で上手くなったでしょ!と言えるように頑張りたいと思います。
去年はまだボートについてあまり詳しくなくて学校や趣味の話が多かったけれど、今年はボートの話もたくさんできて、来年も参加出来る1年生が羨ましいです。
東海選抜でシーズンが終わってもうすぐ冬トレが始まります。個人的には今シーズンは良い結果を残せなかったので最後の夏、最高の形で引退できるように冬トレで体力をつけてメンタルを強くしていきたいと思います!シーズン中よりも先輩後輩や男女の関わりが多くなるので全員で励ましあって乗り切っていきましょう!
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
11.03.13:18
全国選抜中部地区予選会
大変お待たせしました。78期女子副部長の藤田日菜子です。
先日行われました全国高校選抜中部地区予選会の結果を報告します。
W1x 準決勝A5着
M1x 準決勝A3着▶︎全国選抜
M2x 敗者復活戦B4着
W2x 敗者復活戦A5着
W4x+ 準決勝B6着
(天候不良のため決勝は行われず、500mで行われた準決勝のタイム順で代表が決定されました。)
旭丘からはM1x(渡邉)が3月に行われる全国選抜への出場を決めました。
チームとしては思うような成績が残せず悔しさが残りますが、部員一同この気持ちを忘れずにこれからのオフシーズン練習に励みます。
早速、私のことについて書きます。私は女子舵手付きクォドルプルのcoxとして出場しました。
大会1日目、敗復には回ったものの、なんとか2日目に駒を進めることができました。大会2日目、発艇2時間前の11時、準決勝を500mで行うことが伝えられました。終わったから何とでも言えますが、対応力も強さです。準備不足を痛感しました。レースはというと何とも呆気なく終わってしまいました。100mあたりから隣のK茂高校にどんどん離されていき、6校中6着で終わりました。試合直後は悔しささえ湧きませんでした。しばらくは何も考えることはできませんでしたが、時間が経つにつれて「あそこで私が違う判断をしていたらどうだっただろう」「あの日ああいう声を掛けていたら何か変わっていたのかな」と色んな考えが浮かんできます。離され始めた100m地点、私はいくつか思い浮かんだ選択肢(レース展開において)のうちから1つを選びました。あの時別の選択肢を選んでいたら、、とばかり考えてしまいます。
何だかこんなことを書いているうちに、終わったことを後悔し続けても仕方がないことに気づきました。だいぶ空いてしまいましたが、大会から2週間経った今やっと、前を向いて頑張っていこうと思えます。今回のシーズンから学べることは学び尽くして、来シーズン笑えるように、旭丘ボート部を強くできるように、精進していきます。
たくさんの応援ありがとうございました。
10.06.23:09
新人戦を終えて
10月5,6日に開催された令和6年度愛知県高等学校新人体育大会(以下新人戦)についての結果と私見について書かせてもらいます
簡潔に纏めるので最後まで読んでいただけると幸いです
【大会結果】
男子クォドA:決勝3位
男子クォドB:予選3着敗復3着敗退
男子ダブルA:決勝2位
男子ダブルB:決勝4位
男子ダブルC:決勝5位
男子ダブルD:体調不良により棄権
男子シングルA:決勝1位
男子シングルB:決勝5位
男子シングルC:予選7着敗退
男子シングルD:予選10着敗退
女子クォド:決勝1位
女子ダブルA:決勝4位
女子ダブルB:決勝2位
女子シングル:決勝2位
私見にはなりますが僕が今回の新人戦で痛感したのは技術とフィジカルの脆弱さです。
特に僕のクルー(男子ダブルA)は2人とも体重が軽く筋力も出力も他校に劣っていて、はっきり言って勝ち目は薄かったです。
幸い僕は2年生ですし、ペアも1年生ではありますが経験者だったので技術で多少は補う事ができ、中部選抜大会への出場権は得ることが出来ました。
しかし豊北のAダブルには7秒もの差をつけられて大敗し悔しさを噛み締めています。
また、1年生のみのクルーを見ていると乗艇技術の未熟さが目立ち、僕たち上級生の教育への意識の至らなさ故だということは明白です。
僕たち78期は人数が少なく倍程の後輩を抱えているので、教育も一筋縄ではいきませんが上級生である以上責任を持ってチームを育てる必要があると感じています。
まだこのチームは始まったばかりで、未熟で不安なことばかりですが、1歩1歩着実に成長し、強靭なチームを作り上げれるよう全員で邁進していきます。
締め方が分からないので旭丘ボート部っぽく終わらせたいと思います
せーのっ、がんばれよー!!!
10.02.10:02
国スポSAGA2024
男子クォド(佐藤・藤井・細井・木舩・中元)➝準決勝4着(ベスト16)
【参考】愛知の記録
成年男子シングルスカル➝優勝
ダブルスカル➝5位
舵手付きフォア➝5位
成年女子シングルスカル➝準決勝5着
ダブルスカル➝7位
舵手付きクォドルプル➝優勝
まずは、大会関係者の方々、愛知県選手団の皆さん、顧問(帰路では本当にお世話になりました)、コーチ、先輩、同期、後輩、そして家族、すべての方々に深く感謝申し上げます。本当に多くの方に支えられた遠征でした。
さて、ここからは僕が勝手に思いつきで書いていくつもりなので支離滅裂な文章になると思います。
179日。月に直してほぼ6か月というとてつもなく長い時間このクルーで乗ってきました。漕手の4人がどう思っているか定かではありませんが、僕にとっては楽しくも苦しい日々でした。練習してもうまくいかないのは日常茶飯事で、特に県総体までは朝体幹にジェーン、出艇前にエルゴ、乗艇中も声を張り上げ、クルミにクルミを重ね、ボロボロの体でウエイトをし、最後5人で2つのラックをしまう。その繰り返しでした。猿投農林に勝とうと必死でもがきました。その県総体も結局0.3秒差で負け、インターハイへの道も途絶えました。正直なところ他のクルーに嫉妬だってしたし、何に対しても無気力になりそうなくらい絶望しました。鶴舞線でサングラスをかけて号泣しました。終わりにしたい、引退したいとすら思いました。
しかし、僕たちはあきらめませんでした。先輩達を天竜に連れていきたい。もっと先輩達と乗りたい。先輩達と乗っている時間は苦しくも楽しかったから。漕ぎを変えてみたり幾度も試行錯誤し、クルーでお互い本音で向き合い、ボートと対話を止めませんでした。県総体での敗北が僕たちの精神力を強くしたというのは間違いないと思います。ありきたりかもしれませんが、「継続は力なり」ですね。男子クォド8年ぶりの国体出場を決められてGABAI(めっちゃ)嬉しかったです。
そして舞台は国体に変わります。ほとんどの県は選抜を組んできていました。レースで感じたのは、やはり選抜クルーは「再現性」がかなり高いように感じました。特にスタートに至っては僕らとは桁違いな進み方をしていて国体決勝への道の険しさを感じたところが本音です。また、インターハイの報告にもありましたが、体調管理が本当に大事だと思います。今回僕自身が寝込んでしまったことでかなりクルーに迷惑をかけてしまいました。日々の練習から改めて見直していくつもりです。
ちょっと思い出に浸りすぎました。とうとう77期がこれで全員引退し、新たな一歩を踏み出し始めています。77期が遺してくれたものは挙げたらきりがありませんが、僕たちにはそれを無駄にせず、79期に繋いでいく責務があると思います。なんでも聞いてください!先日の後夜祭でファイヤートーチ部の78期は引退したそうです。もう僕たち78期にも引退の影が迫っています。「結果」も重要ですが、それ以上にボートから何を学んで成長できるかという「過程」を日々意識して噛みしめたいものです。来週の新人戦、来年の県総体、悔いのないように頑張ります!新人戦まであと3日!
長ったらしい文章でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後の最後に
男子クォドの先輩たちいままでありがとう!
大好きだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
あなた達ならどこまでも行ける!
切り替え3本!さあ行こう!
湖国の感動
未来へつなぐ
わたSHIGA輝く
目指せ!国スポ2025
08.31.20:11
中部選手権を終えて
〈トップアスリート〉
男子クォド 1位
〈チャレンジアスリート〉
男子クォドA 敗者復活戦2着
B 敗者復活戦3着
男子ダブルA 敗者復活戦4着
B 敗者復活戦4着
C 敗者復活戦3着
男子シングルA 決勝3位
B 敗者復活戦4着
C 敗者復活戦4着
D 敗者復活戦4着
E 敗者復活戦3着
女子ダブルA 決勝5位
B 準決勝3着
C 敗者復活戦4着
D 準決勝4着
女子シングルA 準決勝4着
今回は、78期と79期の新体制になってから初めての大会でした。1年生は初めてのレースで緊張もあったと思いますが、ボート部全体でも目標に向かって、1歩先に前進できた大会になったと思います。応援ありがとうございました!
私は今回同じ78期の子とダブルを組んでレースに挑みました。これまでずっと先輩と組んできてたので同期と一緒にレースに出るのは初めてでした。インターハイが終わり、「すぐに大会が来ちゃうね」なんて話しながら練習をしていたらあっという間に本番が訪れていました。
しかし、レースをしていく中でしっかり良かったこと、直した方がいいことを話し合い、前のレースよりもいい漕ぎをすることを目標に全力で漕ぎ続けました。その結果0.9秒差で決勝まで進むことが出来ました!決勝は5位でしたが最後まで諦めずに、思いっきりレースを楽しむことが出来ました!
今回の大会では、初レースで緊張している中チームを全力で応援し励まし合う姿、準決勝や決勝に進みクルーで喜びを分かち合う姿、思い通りに力を出し切れず悔し涙を流す姿、2日間という短い間でしたが1年生、2年生共に大きく成長出来た大会になりました。それと同時に、これまでどれほど先輩たちに引っ張ってもらっていたかを練習の中で感じました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。旭丘ボート部はさらに高い目標を掲げ、新人戦に向けて再始動しています。これからも互いに高め合い、日々の練習を積み重ねて、少しでも早く先輩の背中に近づけるように頑張っていきますので引き続き応援よろしくお願いします!
08.13.22:12
長崎インターハイ
78期男子副部長の渡邉大翔です。
8月9日から12日にかけて諫早市の本明川にて行われましたインターハイの結果についてご報告させていただきます。
男子ダブルスカル
準々決勝4着敗退
女子ダブルスカル
準々決勝3着敗退
女子クォドルプル
準決勝4着敗退
大会を支えてくださった全ての方にこの場を借りて感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
ここからはいち選手として大会に参加した感想を綴らせて貰います。
(どこから思い出して書こうかと思ったのですが、大会の感想で昔話をするのも野暮なので、大会期間に限って話をさせて頂こうかなと思います。長い上に内容の非常に薄い文章になってしまったので読み飛ばしていただいても大丈夫です。)
まず最初に思ったことは遠征生活が思っていたより大変だったことです。全く知らない土地で1週間、しかもパフォーマンスを維持できるように考えて暮らすことは意外と大変でした。宿部屋も狭く、洗濯物を大量に干すためじめっぽく、生乾き臭の匂いに加え、同室の相方のいびきで思ったように睡眠が取れない、家の枕を持ってくれば良かったと後悔しました。(お陰でNクールの素晴らしさを再認識させられました。)
次に大会の雰囲気ですが、ほかの大会と比べるとやはりどこか独特なものを感じました。47都道府県の代表がさなざまな思いや希望を抱いて1箇所に集結している。なんというか面白いなあと感じました。それまでにも色んな地方大会には参加してきてますが、高校生だけで総レース数100を超えるものは初めてです。規模のでかさを見せつけられました。あとは会場の地面が凸凹してて歩きにくかったです(小学生並みの感想)。
最後に僕個人の感想で言えば、あっけなく終わってしまったなというのが正直なところです。それで思ったのが何かを変えなければ来年もこうやってあっけなく自分の高校ボートは終わってしまうのだろうなということです。今回ブログを書くにあたってバウの先輩は去年どういうことを書いていたのか見に行ったらすごい泣いてました。情緒豊かでいいと思います。でも僕は来年泣きたくありません。笑って終わりたいです。そのためにも2年生という立場ではありますが、失敗を恐れずに気楽に挑戦を繰り返して自分を追い込んでいこうと思います。
稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。これからも引き続き旭丘ボート部をよろしくお願いします。
08.04.15:22
夏合宿を終えて
7/20〜7/23に天竜ボート場へ夏合宿に行ってきました。35度を超える猛暑日が続き、ヘトヘトになりながら練習しました。一年生に教えながら自分もレベルアップするという目標を持って臨んだ合宿でしたが、振り返るととても充実した4日間でした。私は一年生二人とそれぞれ2日ずつダブルに乗りましたが、二人がとても上手く、そして上達が早く、一年生ってこんなにレベル高いっけと驚きました。また貪欲に学ぼうとする姿勢を見て、見習おうと思う場面が沢山ありました。どんどん成長する79期に負けないよう、私ももっと頑張りたいと思います。
さて、今回は日程の関係から、インハイクルーや国体クルーも合宿に行きました。インハイや国体に出場する同期や先輩を見ていると、練習への取り組み方に、学ぶことが沢山あると感じます。誰よりも早く出艇したり、短い時間の中で工夫して練習時間を確保したり、毎練習後の振り返りをキッチリ行ったり、補強を欠かさなかったり。強い人はそういったことを淡々と続けられる人なのかなと思います。また、お互いを励まし合い、厳しい練習をこなす姿を見て、仲間を鼓舞し、前向きな気持ちを保つことができるというのは、素晴らしいことだと感じます。簡単なようでとても難しいことです。私は気分の波が激しく、頑張りたい時もあれば、何もやりたくない時もあります。しかしモチベーションが上がらないときに、自分で「これは頑張ろう」と決めたことを一つでも淡々と続けることができる、そして仲間を、自分自身を、鼓舞することができる、そんな人になりたいです。
もうすぐ、全国大会へ進んだ77期の先輩方が引退します。77期の先輩方には、沢山のことを教えていただきました。仲間を大切にする姿や、目標に向かって一生懸命努力する姿に憧れてきました。最後の大会、全力で応援します。頑張ってください。
合宿ブログなのに、長くなりすぎました。一年強をボート部で過ごし、折り返し点を過ぎたこの頃、ふと「自分はボート部で今まで何をしてきて、これから何をしていきたいんだっけ」ということを立ち止まって考えたくなり、この場をお借りして、個人的な思いををぶちまけて整理させていただきました。しかしながら、うーむ、分かったようで、まだはっきりとは分かりません。しかしボートやボート部が好きなのは確かです。これからもアレコレ悩みながら、成長していきたいと思います。
最後に
「最高の挑戦をしていきましょう!」
コーチの言葉です。
いつも試合前や計測前にはド緊張する私には、この言葉がとても響きました。挑戦、挑戦、やってやります。弱気にならないぞ!私は来シーズン、シングルで全国選抜出場という高い高い目標を掲げて挑戦していきます。
長い文章にお付き合いいただきありがとうございました!今後とも旭丘ボート部をよろしくお願いします。
07.24.21:00
国スポ東海ブロック予選を終えて
初めまして。78期の上條といいます。僕たちは7/14(日)に愛知池で行われた、国スポ(今年から国体→国スポに名称が変更になりました。)東海ブロック予選に挑んできました。
結果をお知らせします。
《結果》
男子シングル 3位
クォド 2位
女子ダブル 4位
クォド 3位
2位だった男子クォドは見事、9月に行われる国スポ佐賀に出場することになりました。
沢山の応援、ありがとうございました!
ここからは僕自身の事について書かせてください。かなり長くなる気がします。
僕はこの県総体に向けてBダブルに乗っていました。相方は昨年度愛知池で共に悔しい思いをした先輩です。でも、最終結果は東海総体予選5位。ぐっちゃぐちゃの酷い漕ぎで、愛すべき先輩を引退させてしまった。県総体もなかなかに酷い漕ぎで、最後くらい良い漕ぎで締めようと思っていたにも関わらず、です。
そんな僕ですが実は、県総体の1週間後に行われた国スポ県予選に参加していました。
ただ単にシングルの枠が空いていたというだけの理由で出場しましたが、これが思わぬ展開を引き寄せる訳です。
県総体。結果としては目標としていた3着を達成しましたが、漕ぎの内容やタイム的には理想とは程遠く、自分のレベルの低さをひしひしと感じました。また、県予選に出ることは先に決めていたので、おいおいシングルなんて漕いでいて大丈夫なのか、という不安もありました。しかしそんなことを考える間も無く、限られた1週間の追い込み。2日ダブルを漕ぎ、もう2日はシングルを漕ぐというなんともめちゃくちゃな練習でしたが、メニューを自分で考えてみたり、インハイ艇に乗させてもらったりとできる最大の努力をして臨めたと思います。
県予選当日。相手は2年連続インハイを決めたばかりの東郷の夏目くん。そしてムキムキな猿投と豊北の3年生2人。正直僕はこのレースでボロ負けすると思っていました。だから何か1つでも、漕ぎの成長をダブルに持って帰ろうとその一心でした。
初めてのシングル公式レースです。緊張もひとしお、強い雨で出艇も送らせて練習水域に向かいました。とても怖くて、諦めを含んだ心境だったのを覚えています。
レース直前。スタート練に入った時、何かが違うのがわかりました。艇のピッチングが大きく、まるで跳んでいるようでした。その感動はまだ僕の心に強く残っています。
始まったレース、僕はレースプランなんて考える余裕もなく、出るまでダッシュと耐えのコンスタント、気合いのラストスパートしかできませんでした。しかし結果は2位。しかも1位の夏目くんとは7秒差と、決して活躍していた訳ではない2年生にしてはかなりの奮闘だったと自分は思っています。いろんな人にも褒めてもらえて、自分はまあまあ実力があったんだと、調子に乗っていたんです。
東海総体。天候によりイレギュラーな日程となり、僕たちBダブルにとって決勝はかなり厳しいものになりました。しかし最初に言ったように、そんな不安や心配すらも無駄だったと思えるくらいにぐちゃぐちゃで、先輩に顔向けできませんでした。今になっても、あの時県予選でシングルに乗ってる暇があるくらいならダブルの技術を磨いた方が良かったのではないかともしもを考えることがあります。それくらい、僕は僕で悔しいと思ってたんですよ、先輩。
そんな悔しさを胸に抱え、シングルに乗り込みました。そして2週間後。僕に一つの知らせが舞い込みます。
「東郷の夏目くんがコロナで動けないから、代わりに2位の上條くん、出てくれない?」
湧き上がる県代表という高揚と緊張。僕は足早に艇庫に向かいました。
そして僕には更なる幸運が舞い込みます。そう、ROWING DREAMです。あつや先輩やうっしー先輩など偉大な先輩方の愛した船です。嬉しくない訳がないでしょう。はやる気持ちを抑えリギングしますが、僕に与えられた時間は運河で1日、愛知池で1日しかないことに気付きます。あれ、こんなギリギリ日程、この前もあったような。
決死の追い込みで、鈍った体を一気にレース仕様にします。よくこんな気合いが保ったなぁとたまに思います。そして迎えたレース当日。県予選の時程の覚醒はありませんでしたが、人生初のスピードコーチに心を躍らされてスタート地点に向かいました。
当然相手は県予選を勝ち抜いてきた3年生。これまでのPB(自己ベスト)で敵う相手は1人もおらず、今度こそボロ負けだなと思っていました。でもなかなかに良いレースをするんです。
スタート、僕は出ていたらしいです。今回あまり横を見ることはなくエントリーとフィニッシュの動作に集中していて気付きませんでしたが。でも不思議とその集中が、レースの後半まで続きました。前回の反省を活かした強気のコンスタント、余裕のあったミドルスパート、ほぼ並んでいた三重代表を突き放したラストスパート。そして、大幅に更新したPB。全ての結果が、僕にとって身に余る幸福でした。一つ、悔しさを挙げるとすればそれは、あと2歩で、自力での全国の切符を掴めたという惜しさです。でもそれを差し引いて考えても、「あの時、勇気を持って県予選に出ておいて良かった」と強く思います。
この大会を通じて、僕は本当にいろんな人に助けて貰えました。棄権にせず、2位の僕に回してくれた夏目くん、東郷の顧問の先生。艇にオールにスピードコーチまで、僕の望みを遥かに超えるボーナスを与えてくれた藤田先生。艇を通じて応援してくれた(多分)あつや先輩やうっしー先輩。応援に駆けつけてくれた1年生やうっしー先輩。「世界レベルだ」っていつも褒めてくれる丹下コーチ。「がんばれよー」と送り出してくれる同期たち。自分たちのレースもあるのに力一杯応援してくれた先輩方。
改めて、本当にありがとうございました。僕がこれから、シングルに乗ってレースに出る機会があるかはわかりませんし、考えてみたらそんな事は起きない方が良い事かもしれませんが、今回の貴重な貴重すぎる経験を糧にして、僕はそう長くない旭丘ボート部を最後まで漕ぎ切ります。
ただの東海ブロックの振り返りでこんなに長く書いてしまって、来年の県総体カウントダウンはどうなるのやら。
今回の大会、愛知クルーは負け続きでしたが、最終レースにて男子クォドが東海総体で負けていた静岡代表と激戦を繰り広げ、執念の勝ち、そして全国への切符をもぎ取った瞬間は本当に感動しました。まるで自分の事のように誇らしいです。9月までのこの2ヶ月、長いようでとても短いはずです。それでも、まだ一緒に艇庫に来て、一緒に漕げることをとても嬉しく思います。
そして、77期全てのクルーの引退時期が確定しました。インハイに出場する男子ダブル、女子ダブル、女子クォドは少しでも良い結果で国スポの雪辱を果たし、国スポに出場する男子クォドは少しでも長く、一本でも多く漕いできてください。
せーの、がんばれよー!!!
07.23.17:13
東海総体結果
こんにちは!78期副部長の小泉菜乃羽です。東海総体の結果をお知らせします。
《結果》
男子クォド5位
Aダブル3位
Bダブル予選5位
女子Aクォ6位
Bクォ予選5位
Aダブル4位
Bダブル予選6位
シングル予選4位
当初の予定とは異なる日程で行われましたが、応援ありがとうございました!
私は今回の大会で77期の先輩3人、そして同期とBクォドに乗っていました。初めてのシートレースから怒涛のように過ぎていって、あっという間の2ヶ月間でした。シートレース前はクォドには乗らないと決めていたので、時に船の重さに打ちのめされたり、躍進する同期や先輩たちを見て苦しくなったりもしました。
でも、一緒に乗った先輩たちや同期の、どんな状況であろうと前向きに頑張る姿を見たら、そんなマイナスな気持ちも全部バネにしてこのクルーで勝ちたいと思うようになりました。「メニューの質は気持ちから!無理にでも笑って!」COXの先輩がきついメニューに折れそうな漕手に向けていつも言ってくれた、大好きな言葉です。これからに期待してるよって言ってくれた先輩方に全力で応えるべく頑張ります!
この大会で引退された先輩方、本当に今までありがとうございました。沢山たくさんお世話になりました。77期の先輩たちは、私たち78期にとってどんなときも憧れの存在です。私達も来年後輩にそう思ってもらえるよう、頑張っていきます!
ここからもインターハイや国体に挑んでいくクルーがいます。引き続き応援よろしくお願います!
07.13.19:08
78期スタートしてます!
78期に代替わりして約1ヶ月半。私はまだまだ未熟で頼りない部長だと思いますがなんとかやってます。78期のメンバーは人数は他の代に比べて少ないけれど一人一人のキャラは濃いです。いつも自分1人だと回らない部分を助けてもらってて、ちょっと当たり強くねって思うときもあるけど、みんなのおかげでこの部活は成り立っています。本当に感謝です。77期の先輩方はこれまで自分たちを引っ張ってくれていました。ボートの技術的なこともたくさん教わりましたし、ボート部を盛り上げてくれていました。残り少ない先輩方と過ごす日々を大切にします。 79期はたくさん入部してくれたのでいろんな人がいて面白いです。私は後輩大好きなのでとても嬉しいです。みんなで競い合って高め合って強くなりそうな予感がします。 こんな感じで新しいボート部がスタートしています!
最後に部長としての目標をかかせてください。それは「1人1人が全力でボートを楽しむことができる部活をつくる!」です。私としては78期の団結力をもっと高めて一緒に多くのことを乗り越えてきた同期とインターハイに行く!!と言いたいところではあるのですが、何より楽しむことが大切だと実感しています。楽しめないとステップアップできないです、楽しめないと練習続かないです、楽しめないと勝ったときの喜びは半減します。自分自身がきつい追い込みを乗り越えられるのも、大会で負けて、シングルの期間が長くても心折れずに次勝ってやるって思って練習を続けられるのも何もかも全部ボートが楽しいから、旭丘ボート部が大好きだからです。そんなふうに思えるボート部にしていきます。みんなから好かれる部長になります。
今回、初のブログを書かせていただきました。これから、個性豊かな78期のメンバーに書いていってもらおうと思います。今後とも旭丘ボート部をよろしくお願いします‼️